モジュール式楽器デバイス「Roli Blocks」は音楽制作をもっとモバイルにする

モジュール式楽器デバイス「Roli Blocks」は音楽制作をもっとモバイルにする 1

これは携帯したくなる楽器。

五次元のタッチキーボード「Seaboard」を産み出したイギリスのキーボードメーカーROLIが、モジュール式の楽器デバイス「Roli Blocks」を発表しました。

およそ楽器には見えないこの四角い箱が、一体どのように演奏ツールとして機能するのか? まずはトレイラーをチェックしてみましょう。

「Roli Blocks」は、専用のiOSアプリ「Noise」とBluetoothで接続して機能する楽器デバイス。メインとなる「Lightpad Block」は面を叩く、こする、押し込むといった「Seaboard」同様の五次元的挙動に対応し、アプリ側で設定したサウンドをパーカッシブに鳴らせます。

アプリはInstrument viewとSong viewの2画面を操作し、Instrument viewはその名の通り音色の設定を、Song viewではシーケンスのループやミュートなどを制御。リアルタイムのレコーディングも可能で、例えばドラムフレーズを鳴らしっぱなしにしておいて、その上に和音やアルペジオなどを重ねていくことが可能です。流れとしてはKORGの「kaossilator」のトラックメイクに近いかもしれません。

また、「Loop Block」と「Live Block」を追加モジュールとして連結することも可能です。その場合はアプリでの操作がほぼ不要となり、プレイ感としてはこのようになります。

はじめにカチっと取り付けたのが「Loop Block」。そこへ2台目の「Lightpad Block」を取り付け、その上に「Live Book」を取り付けています。上部の追加モジュールからは音色変更やレコーディングのオンオフ、スケールの切り替え、和音やアルペジオのトリガーなどを操作しています。モノ感があって使いやすそうです。

このように、自分のプレイスタイルに合わせてデバイスそのものを拡張できるのが粋にしてユニークな要素。かつ、ROLI社ならではの感圧技術が奥行きのあるサウンドメイクを実現しており、無機質になりがちなパッドプレイに人の息遣い的な生っぽさを付与してくれているという次第です。ドでかいコントローラーじゃなくて、このサイズでそれをってところもシブい。

現在のところサウンドのインポートなどはできないようですが、プリセットとして120音色が入っているとのこと。価格は「Lightpad Block」が約1万8000円(179.95ドル)、「Live Block」と「Loop Block」が約8,000円(79.95ドル)です。

専門的な知識がなくとも音楽制作ができるというのをROLIは売りにしているようですが、携帯できるドラムマシンや和音メーカーとして見ても面白いかも。ライブに使っても良いし、この季節なら、こたつDAWに使っても良しです。

source: BLOCKS, YouTube1, 2

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