今忙しいの。アメリカ、ロシアへの報復サイバー攻撃は選挙後?

今忙しいの。アメリカ、ロシアへの報復サイバー攻撃は選挙後?

それどころじゃない感。

New York Times紙は現地時間6日、アメリカのオバマ大統領が、ロシア報復としてのサイバー攻撃を仕掛ける可能性について言及しました。以下は抜粋です。

数度の議論の末、オバマ大統領とその側近は、報復としてのロシアへのサイバー攻撃は大統領選挙日後に延期すべきだと結論づけた。これは選挙への影響を避けるためと、万が一再びサイバー攻撃が行なわれ、選挙に影響が出るのを避けるためだと考えられる。選挙戦後すぐに行われるのか、もしくはオバマ大統領が「後継者」にそれを託すのかは、現時点で不明だ。

この選挙戦を通じてヒラリー・クリントン陣営を苦しめてきたのが、メール流出問題。そのハッキング元はロシアである可能性が高いと考えられており、オバマ大統領は苛立ちを隠していません。Washington Postが伝えたところによれば、ロシアは、8日の大統領選挙当日にも何かしら仕掛けてくる可能性もあるとのこと。

一方で、アメリカはすでにロシアのシステムをハッキング済だとの噂もあります。以下はNBC Newsの抜粋。

米国軍は、すでにロシアの電気通信網、およびクレムリンのシステムまでハッキングしており、その気になればいつでも攻撃できることが、NBCが手に入れた重要文書からわかった。

ただ、これはちょっと眉唾もの。アメリカの政府筋がそんな重要な文書をリークすることはないでしょうし、おそらく、選挙を無事に終えるためのロシアへの牽制でしょう。

サイバー攻撃といえば、先日、未曾有の被害を出したDynへのDDos攻撃が記憶に新しいですが、同社は選挙戦当日に備え、再び同じことが起こらないよう準備を整えているとのこと。

とにかく、アメリカはこの瞬間、未来を決める重要な選挙戦の真っ只中。ロシアへ何かしらの報復を行なうにしても、状況が落ち着いてからになりそうです。

ヒラリー・クリントン、ドナルド・トランプどちらが勝つにしろ、巨大なサイバー戦争などに発展しないことを祈りたいものです。

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image by Everett Collection / Shutterstock.com

source: The New York Times, Washington Post, NBC News

William Turton - Gizmodo US[原文
(渡邊徹則)