海鳥のウンチが雲を作っている

海鳥のウンチがホッキョクグマを救うかも!?

海鳥、グッジョブ!

鳥のフンっていいイメージないですけど、実は地球にいいことしてるらしいですよ。Nature Communicationsによると、海鳥のフンには感嘆する秘密が! その秘密とは、フンには雲の生成をうながす奇跡の物質が含まれていて、フンが生成した雲は太陽の光を反射して宇宙に戻し、北極圏を寒冷化してくれるということ。

カナダのダルハウジー大学が率いる研究チームの「カナダ北極圏の大気に高濃度のアンモニアが含まれている」という発見が始まりでした。そのアンモニアは、海鳥のフンが海岸に堆積してできたグアノでバクテリアが活動し加水分解されて生成されたもの。そこに海から発生した硫酸と水蒸気が反応すると大気中に小さな粒子がつくられ、雲のもとになるんだそうです。

海鳥のウンチがホッキョクグマを救うかも!?2

Image: Croft et al. 2016

リサーチの結果、海鳥たちのコロニー付近の腐りかかった空気が漂ってるエリアは、1平方メートルあたり最大マイナス0.5Wの冷却効果があり、これは通常の空気に比べると2倍の冷却効果! 海鳥グッジョブですよね。

ただ残念なことに、人間が排出する二酸化炭素は1平方メートルあたり1.6Wというエネルギーを地球の表面に与えているそうで、スッキリ相殺するには海鳥たちのフンだけでは足りない状態…。

でも、鳥のフンが気候に関する重要な地域的効果があるっていう発見は、今後、北極圏の流氷が溶ける問題を解決しホッキョクグマを助けるいいヒントになるのかも!?

関連記事:
チンパンジーもVRがお好き
世界初の頭部移植患者、VRで新たな体に慣れる準備

Top image by Bernard Sprag/Flickr CC
source: Nature Communications via Science News

Maddie Stone - Gizmodo US[原文
(junjun)