誰がつくった…? シベリアの浜辺に突如現れた、幾千個もの雪玉

誰がつくった…? シベリアの浜辺に突如現れた、幾千個もの雪玉

相変わらず色々と不思議な現象に事欠かないシベリア。

不思議自然現象怪奇現象ワンダーランドシベリアからまたも奇妙な現象が報告されました。トップの写真は北極圏よりやや北に位置する、ヤマル半島のNyda(ヌイダ)という村の近くの海岸で撮られたもの。約18kmの海岸線に沿って大量の雪玉が敷き詰められています。世界最大規模の雪合戦をやるなら、ここで決まりですね。

現地の住人達は、こんな現象は初めて見たそうです。これらの巨大雪玉は一週間半ほど前から集まり始めました。大きさは10cm以下のものから約90cmまで様々で、その数はなんと数千に達します。

パッと見、丁寧に手で作られて浜辺中に綺麗に敷き詰められたように見えますが、全て自然現象で起こったことなのです。ロシアの北極南極研究所に勤務するSergei Lisenkov氏のSiberian Timesでの説明によると、小さい氷が発生し、風と水によって転がされるという珍しい環境プロセスによって起きたそうです。

湾の水位が上がって霜と接触すると、浜辺が氷の粒で埋め尽くされます。次に潮がゆっくり引きながら、濡れた砂の上で氷を転がして玉になるのです。

これは稀な自然現象です。まず、グリースアイスは雪泥になります。その後、風向きや海岸線の形、温度などの気象条件が重なってこういった玉になるのでしょう。

誰がつくった…? シベリアの浜辺に突如現れた、幾千個もの雪玉 1

image: Valery Togo/YouTube/Storyful

非常に稀な現象ですが、実は同じようなことは2014年、ミシガン湖の沿岸でも発生しました。

シベリアで起こる現象というと、環境破壊の影響など最近はあまり良い話がない印象ですが、こんな面白いことも起こるんですね。ちょっとホッとしました。

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Top image Sergey Bychenkov / Arctic and Antarctic Research Institute
source: Siberian Times, INDEPENDENT

George Dvorsky - Gizmodo US[原文
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