目から鱗。RICOH THETAにこんな活用法があったとは

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創作意欲、刺激されました。

RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」の受賞作品を見た率直な感想です。

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このコンテストは、おなじみの360°カメラ「RICOH THETA」(以下 THETA)のユニークな活用法を競うもので、今回が2回目の開催。ビジネスに即使えそうなものから、アート寄りのもの、はたまたTHETAをセンサーとして利用するアイディアまで、バラエティ豊かな作品が集まり、THETAを取り巻くシーンが進化しているのがよく分かりました。

受賞作品はコンテストの公式ページでチェックできるのでぜひ見ていただきたいのですが、11月7日に行なわれたコンテストの表彰式ですっかり刺激を受けてしまったギズモード編集部、いてもたってもいられず、早速気になったものを試してみることにしました。

THETAで撮った写真から人を消します

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まず最初に試したのは、RICOH創立80周年を記念する「80周年記念賞」を受賞したアプリ『VANISH360』。すでにiOS / Androidアプリとしてもリリースされています。

例えば、景色を撮ろうとしたときに人が写り込んでしまうことがありますよね? そんなとき、このアプリを使えば人が消せるとのこと。でもどうやって…?

原理は、こちらのオフィシャル動画を見るとよく分かります。固定したTHETAで3〜6枚(設定可能)撮影し、動きのあるものを見極めて画像処理で消してくれるということです。

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実際にやってみました。THETAをセッティングする編集部・横山と吉岡。

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撮影開始。2人並んでTHETAの前を移動しながら3枚撮影。すると…

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消えた! 完全に消えました。

いろいろ試したところ、人通りの多い雑踏などで人を消し去るのは難しいのですが、このように少ない人数ならきれいに消えます。「雄大な360°風景写真が撮りたいんだけど撮影者自身が写ってしまうのが残念だなぁ」なんてときにも活用できそうですね。

口の中を撮ってみました

続いて試してみたのは「審査員特別賞」を受賞した『MOUTHETA』というアイディア作品。これ、ホント発想がすごいんです。

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用意するものは白い紙1枚。そこにTHETAがぴったりはまる穴を開けて通すだけ。これを使って口の中を撮影するというコンセプトなのです…!

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編集部員の美しくない口の中をお見せするのもなんですので、今回は会社の人のお子さん(野坂在くん/小学4年生)に協力してもらい、小学校の歯科検診よろしく撮影を行ないました。

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おぉぉ。これは斬新な絵面。白い紙は背景を消して口の中を際立たせるのに役立っているのですね。めっちゃ簡単に作れる装置なので、THETAを持っている方は今すぐお試しを。

THETAで撮った写真をジャム瓶に映写する?

いやぁTHETA面白いわ…と、あらためて感心しつつ、最後に今回のコンテストでギズモード編集部が一番気になった作品『World in a jar ー ジャム瓶の中の世界 ー』(「審査員特別賞」受賞)を試してみました。

これは、THETAで撮った全天球写真をポジフィルムに現像し、下からライトで照らすことによりジャム瓶や電球に映写しようというものです。

すごく素敵なアイディアで、表彰式でも一際大きな歓声が上がっていたように思います。どう着想を得たのか知りたくなったので、作者さんにインタビューを申し込んでみました。

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制作したのはこの方。「MobileHackerz」の運営者であり、これまでも数々のユニークなガジェットを送り出してきているMIROさんです。

── デジタル技術の先端ガジェットでもあるTHETAをアナログ的に活用する「World in a jar」ですが、どういうところからアイディアが浮かんだのですか?

MIROさん:これはTHETAを手にしたときに考えた「やりたいことリスト」のうちの1つでした。THETAって思い出を収めるのに最適なツールだと思っていて。家族や友達との写真を見返すとき、何が一番楽しいって周りに写っている景色や人だったりしますが、THETAはそれが収められる稀有なカメラなんです。でも、残すのは果たしてデジタルデータだけでいいのだろうかと考えたのです。例えば、30年前のデジタルデータが現在問題なく利用できているかというと、そうでないことも多いですよね。それで30年先を考えたとき、THETAの写真もアナログで残しておきたいなと思ったわけです。

── 装置の仕組みはどのようになっているのですか?

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MIROさん:秋月電子通商というところが扱っているドーム型スクリーン用のプロジェクタがベースになっています。このプロジェクタは透過型のカラー液晶とLEDがセットになったものなのですが、液晶を剥がして、液晶の代わりにポジフィルムをLEDで照らして映写するようにしています。あとは、段差などを削って形を整え、ACアダプタや電池で電源が取れるように改造しました。

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ジャム瓶を使うものと電球を使うものの2タイプあって、ジャム瓶にはサンドブラストで透明度を下げる加工を施し、木製の飾り台座を付けています。

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電球の方は…本当にいろいろなものを試したのですがなかなかしっくりくるものがなくて。あるとき「イケアに電球のシェードがたくさんある」という情報を聞き、プロジェクタ持参で出向いて、あらゆるシェードを試したところ「レードショー」というタイプのLEDウォールランプがぴったりはまって。「これだ!」と。ピントも合うし、あまりにもぴったりなので驚きました。

── そんな出会いってあるんですね〜。市販の材料で制作可能だし、お部屋の鑑賞グッズとして自作してみたいです。ところで、THETAの画像はどのようにポジフィルムにするのですか?

MIROさん:THETAの画像は横長なので画像編集ソフトを使って1:1の比率にします。Photoshopで説明しますと、まず画像解像度を4096ピクセル×4096ピクセルにし、フィルタ「極座標」で「直交座標を極座標に」を選択。これで丸い全天球画像になります。最後にカンバスサイズで縦横2732ピクセルに切り抜けばデータは完成です。

そのデータをポジフィルムにするためには、対応してくれる写真屋さんに持って行くわけですが、私はフィルムレコーダーというものを持っていまして。分かりやすく言うと、高精細のディスプレイとフィルムカメラがセットになったようなものです。それでフィルムに画像を焼き付けてポジフィルムへの現像に出しました。

── 現像に対応してくれるお店は結構あるのですか?

MIROさん:時間にこだわらなければ結構あると思いますけど、即日で仕上げてくれるところはわずかです。かくいう私も今回「今日中にポジにできなければコンテストの締め切りに間に合わない」という状態で、以前利用していた店をあてにしていたところサービスが終了してしまっていて…。あわてて探したところ埼玉県で1軒見つけて駆け込みました(笑)。

── あのぅ…1つお願いがあるのですが、僕たちがTHETAで撮った写真も映写できるようにポジフィルム制作をお願いできますか?

MIROさん:いいですよ。

── やった!

自分たちが撮った写真を映写!

まさか自分たちのTHETA写真がジャム瓶/電球に映写できるなんて。

どの写真がいいかな〜? 1つは「MOUTHETA」で撮った口の中写真がいいですね。どんな状態になるのか見てみたい。

もう1つは何がいいかな?と思案していたところ「VANISH360」の解説に気になる文言を発見。

「あえてTHETAを動かして撮影することで、不思議な画像を撮影できます」

お。楽しそう。これをやってみましょう。

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なるほど複数枚の画像を重ね合わせたようになるんですね。角度を少しずつずらしながら撮るとサイケなエフェクトをかけた感じになりました。これ、夜景でやるときれいなのでぜひ試してみてください。

よし、これでポジフィルムにしてもらう写真は決定。MIROさんにデータを送り、わくわくしながら待つこと数日。「完成しました」との連絡が!

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うわーできてるー。こうしてアナログなものになると愛おしさが増します。

いざ映写っ。

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電球の中に口!

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ジャム瓶の中にサイケなスクランブル交差点!

数日間THETAで遊びまくった思い出がジャム瓶と電球の中に…なんだか感無量。また「ここに映写するにはどんな写真がいいかな?」と次なる創作意欲も刺激されます。

THETAって、こういう発想の広がりを誘発するプロダクトですよね。使えば使うほど面白さが増すし、まったく飽きないところがすごいと思います。欲しくなっちゃった人! コチラから買えますよ。

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次回以降も開催が期待される「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」ですが、この調子でいったら、さらに想像もしなかったような面白いものが出てくる可能性大じゃないですか? 今から次回が楽しみです!

source: RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト

(奥旅男)