飛べない鳥ドードーの全身骨格、オークションで約4850万円で落札される

飛べない鳥ドードーの全身骨格、英オークションで約4850万円で落札される

ポケモンじゃないほうの。

今週火曜日にイギリスで開催されたオークションで、絶滅したドードー鳥のほぼ完ぺきな全身骨格が、匿名の個人収集家によって34万6300ポンド(約4850万円)という高額で競り落とされました。

リョコウバトのように、絶滅した動物として真っ先に浮かぶドードー鳥。およそ100年ぶりに売られるドードーの全身骨格を入手するために、収集家がこれほどの大金を出す気であることに少し驚くかもしれません。しかし、ドードーの全身骨格は非常に希少落札価格は50万ポンド(約7000万円)に届くのでは?と期待されていたほどの代物なのです。

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オックスフォード大学自然史博物館でのドードーの復元 (image: Ballista / Wikimedia)

この希少な全身骨格を組み立てたのは、1970年代に個人のコレクションやオークションから骨を購入し始めた男性。全身骨格を組み立てるのに十分な数の骨があると気づいた彼は、95%の完成度を誇るドードーの骨格を組み立てることができました。そしてついにそれを売却することに決め、ウェスト・サセックスのビリングスハーストのSummers Place Auctionsで競り落とし値28万ポンド(約3920万円)の、オークション業者の費用を含む買手手数料を加えた金額が34万6300ポンド(約4850万円)で売れたというわけです。

オークションハウスの広報担当がThe Guardianに語ったところによると、ドードーの完ぺきな全身骨格は世の中に12体あり、いずれも博物館に所蔵されているとのこと。今回の全身骨格を購入した人物や、それが一般に公開されるか否かということは不明です。

17世紀末期に絶滅したドードーは、アフリカ東岸に位置するモーリシャス島の生息していた飛べない鳥です。体長は1m近く、ハトの仲間で、人間が絶滅に追いやった最初の動物として知られています。

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image: Summers Place Auctions
source: Guardian1,2

George Dvorsky - Gizmodo US[原文
(たもり)