Vine終了の裏側。運営とVineスターの意見(とお金)の不一致

Vine終了の裏側。運営とVineスターの意見(とお金)の不一致 1

数カ月に及ぶユーザー数減少の末、ついにサービス終了が発表されたVine。サービスが振るわなかったのは、ユーザーを惹き付けることができなかったから、SnapchatやInstagramのような類似サービスにユーザーが流れてしまったからです。

いや、しかしVineにも栄光時代がありました。Vineスターとよばれる人たちが登場し、大変な人気だったじゃないですか! 彼らはどこにいってしまったのでしょう…? どうやらね、Vineを支えたスターとVine運営側で意見の対立があったようです、主にお金、でね。

Buzzfeedが3月に報じたことで、1度注目されていたVineスターと運営によるサービスの裏側。今回、ネタ元のMicが直接Vineスターにインタビューしたことで、その内容が明らかになりました。

Vineスターたちは、運営側にある提案を行なったといいます。それは、交渉に参加しているスター側18人それぞれに120万ドル(約1億2500万円)を支払うこと、いくつか仕様を変更すること、そしてよりコミュニケーションをとれるようにすることなど。これにVineが応じるのならば、スターたちは毎月12本 or 週3本のオリジナル新作をVineに投稿するというわけです。

ここで求められた仕様変更は、コメントフィルター機能。Vineのコメントには攻撃的なものや嫌がらせもあり、フォロワーが多いユーザーはこれに辟易していました。後にコメントフィルター機能は搭載されたものの、すでに焼け石に水状態、満足できるレベルではなかったようです。

120万ドルとは大きくでたなという気もしますが、これによって何十億という再生回数を重ねるうちに、ユーザーがサービスとしっかりとつながっていくわけで、その価値があると踏んだのでしょう。つまり、この条件提示は、VineスターがVine運営側に、Facebookのようなユーザーフレンドリー型ソーシャルネットワークとしてやっていくか、YouTubeのようなクリエイター重視型プラットフォームとしてやっていくかの選択をせまったという見方もできます。結果、交渉は決裂。Vineはお金を払うことなく、スターたちはVineを去ったのでした。これがVine衰退の裏側の1つ。

スターとよばれるだけあって、彼らの輝きはサービスそのものの輝きでした。ユーザー参加コンテンツの難しさ、それがVineが直面した問題。

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source: Mic

Hudson Hongo - Gizmodo US[原文
(そうこ)