ゲーム『Watchdogs 2』のローンチ・トレーラーには国際情勢のオマージュが満載?

ゲーム『Watchdogs 2』のローンチ・トレーラーには国際情勢のオマージュが満載? 1

仲間と力を合わせて、嘘と欺瞞に満ちたシステムを砕き崩せ!

冤罪をかけられた過去を持つ主人公のMarcus Hollowayと仲間のハッカーたちが、膨大な料のデータを収集して株式市場をも裏で操作する巨悪、ブルーム社に立ち向かうゲーム『Watchdogs 2』のローンチ・トレーラーが公開されました。

こちらはUbisoft USに公開されたもの。

ctOS 2.0を作るブルーム社に立ち向かうため、Marcusとクルーは支持者を集めます。支持者たちにアプリをダウンロードしてもらうことで、彼らのデバイスの処理能力を利用させてもらうなどが可能なようです。

しかし、ブルーム社に立ち向かう主人公らのチーム「デッドセック」もそう簡単にことは進められない模様。「デッドセックの奴らを格子の向こう側に入れたくてウズウズしている友だちがいる」と語る女性がいたり、ブルーム社のCTO(最高技術責任者)Dusan Nemecも「お前の戦争なんて誰も気にも留めない」、「そういえば、お前に逮捕令状も出てるぞ」と脅していたりします。

興味深いのは、Marcusが冒頭で語る「I say together, we tear down the wall」(力を合わせ、壁を砕き崩す)という言葉は、1987年にアメリカ合衆国大統領のロナルド・レーガンがベルリンの壁を指して、ソビエト連邦書記長のゴルバチョフへ向けて発した「Tear down this wall」(この壁を壊しなさい)にやや重なって聞こえること。

米大統領選に勝利したドナルド・トランプは、以前メキシコとの国境沿いにメキシコの資金「build a great wall」(巨大な壁を建てる)と発言しており、レーガンとトランプの2つの政治的な発言が対比して紹介されることもありました(なお、『Watchdogs 2』の開発はカナダのUbisoft Montreal、発売元はフランスのUbisoftです)。

また、デジタルフェイスマスクをつけた仲間、Wrenchによるセリフ「Barbarians at the gate are ready to bust Roman head」(ゲートに集結したバーバリアンたちはローマの首を落とす準備万端だぜ!)は、80年台の終わりに起きた大企業RJRナビスコのLBO(レバレッジド・バイアウト)の内幕を描いたブライアン・バローとジョン・ヘルヤーによるノンフィクションのタイトル『Barbarians at the Gate: The Fall of RJR Nabisco』(邦題『野蛮な来訪者―RJRナビスコの陥落』)に似ています。

そんな細かいところも気になるゲーム『Watchdogs 2』のストーリートレーラーの日本語吹き替え版がUBIJAPANに公開されているので、こちらも併せてどうぞ。

『Watchdogs 2』は12月1日に発売です(PlayStation 4/Xbox One/PC)。

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source: YouTube1, 2

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