次期Amazon Echoにはスクリーンがあるかも

次期Amazon Echoにはスクリーンがあるかも

これまた新形態のガジェットに。

Amazonの人工知能搭載音声アシスタントスピーカー「Echo」の新バージョンには、スクリーンが付いてくるようです。Bloombergによれば、開発を手がけているのは、これまでもFire PhoneやFire TVといったAmazonの野心的プロダクトを開発してきたLab 126です。日本では初代Echoも未発売ですが、本国ではもうEcho Dot、Amazon Tap、そしてこの次期バージョンと次々出してきますね。

次世代Echoには、スピーカーの上面に7インチのタッチスクリーンが搭載されると伝えられています。ちなみにKindle Fireの画面の大きさはそれとほぼ同じなので、なんだかKindle Fireの余ったパーツとEchoのパーツを寄せ集めてるんじゃ…という気もします。先日発売されたGoogle Homeに比べてただでさえガジェット感あふれているのに、円筒形の先端に四角いスクリーンがボコっとくっついてたらますますインテリアから浮いてしまうんじゃ…でもGoogle Homeだって消臭剤みたいにも見えるし、そのへんは好みの問題かもしれません。

新Echoはキッチンカウンターなどに置いて使うことが想定されていて、画面の角度を調節して動画を見たりできるみたいです。またその画面では天気予報とかスケジュールとかニュースといった便利な情報が常時表示されるそうです。

たしかに、一瞥で基本的な最新情報を確認できるのは良さげです。Echoユーザーである米GizmodoのMichael Nunez記者は、「基本的にはニュース、天気、カレンダーにしかEchoを使ってないから、いちいち聞かなくても画面に表示されるようになるなら便利」と言ってます。

またタッチスクリーンが搭載されるってことは、今まで基本的には音声コマンドだけだった入力方法が、大幅に広がるってことでもあります。訳者もEchoを使っていますが、音声でしか操作できないっていう制約によるシンプルさもEchoの特徴のひとつだと思うので、タッチスクリーンが付いてくるとまた別ものになりそうな気もします。

ただ、既存のEchoと新Echoの機能面での具体的な違いに関しては、Bloombergはあまり踏み込んでいません。ただOSはFireタブレットで使われているFire OSをカスタマイズしたものということ、それから細かい機能ですが、「冷蔵庫のドアにものを留めるように」スクリーン上にアイテムをピン留めできるようになること、くらいが伝えられています。

また新Echoはスピーカーもアップグレードされるようです。今まで音質はそんなによくなかったので、これは朗報ですね。発売は2017年の第1四半期中とのこと。

新Echoに関しては、今年5月にWall Street Journalも噂を伝えていました。そのときも「タブレットライクなコンピュータスクリーン」搭載のEchoの後継機が、コードネーム「Knight」として開発中と言われていたので、そのまま順当に進んできた感じです。

Echoには「Dot」と「Tap」というサブ的なデバイスがありますが、さらに上位版が出るということは、ホームアシスタントの分野にAmazonが本腰を入れてきたということでしょう。Amazonは今年、Echoに内蔵された人工知能アシスタント・Alexaを同社のタブレットにも搭載しました。Alexaに関してはAmazon自身も驚いたと認めるほど強力な需要がデベロッパーからもユーザーからもあり、彼らはその思いがけない成功の波に乗ろうとしているようです。Echoは2014年の発売以来、500万台売れているそうです。

ただホームアシスタント市場には、他社からも参入の動きがあります。まずGoogle Homeが先月発売されましたし、AppleがSiriを使った家庭用デジタル端末を準備中というもあります。市場はこれからも伸びていくのか、Echoの500万台で頭打ちになるのか、そのあたりも注目です。

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image: Amazon
source: Bloomberg
参考: Wall Street Journal

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(福田ミホ)

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