Apple Watch、フィットネストラッカーとしてのシェアを大きく落とす

Apple Watch、フィットネストラッカーとしてのシェアを大きく落とす

なにか、テコ入れが必要なんでしょうか?

2015年に初代モデルが登場し、今年9月にはニューモデルも登場した「Apple Watch」。しかし、そのセールスは苦戦状態が続いているようです。AppleInsiderによると、調査会社のIDCの資料によりApple Watchのシェアがフィットネストラッカー分野で大きく下落していることが判明しました。

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上の資料は、フィットネストラッカーにおけるメーカーシェアの一覧です。Fitbitが2015年第3四半期の21.4%から2016年第3四半期の23.0%、Xiaomiが同期に16.4%から16.5%と存在感を増している中、Appleは17.5%から4.9%へと大きくシェアを落としています。またその出荷台数も390万台から110万台(推定)と、かなり苦戦気味。これはちょっと心配ですね…。

Apple Watch、フィットネストラッカーとしてのシェアを大きく落とす3

一方、こちらはスマートウォッチメーカー間のシェアの推移。Appleは2015年第3四半期の約70%からはだいぶ落ちますが、2016年第3四半期にも41.3%と大きなシェアを確保しています。一方、シェアを伸ばしているのはガーミン。今年にもかなりクールな新製品を発表していますし、同社のスマートウォッチ分野への注力が楽しみです。

なお第3四半期は7月〜9月を意味するので、今年の9月16日に発売されたApple Watch Series 2/Series 1が苦戦していると言い切ることはできません。しかし、Apple Watchの存在感がじょじょに薄くなっているのも事実。個人的にはもっとラインナップと機能を絞って、安価で薄型なモデルが欲しい気もしますが…。なかなか新たな商品ジャンルを普及させることは難しいようです。

またIDCはApple Watchだけでなく、アプリが動作する高性能なスマートウォッチは「今後も短期的にはセールスに苦しむだろう」と予測しています。腕に取り付けられるコンピューターとして大いに期待されてるスマートウォッチですが、いまその存在意義が問われているようです。

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top image by Peter Kotoff / shutterstock.com
source: AppleInsider, IDC
参考: TechCrunch
(塚本直樹)