お騒がせ不倫サイト「アシュレイ・マディソン」1割未満の罰金で許してもらう

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お騒がせ不倫サイト、ビジネス行き詰まりで救済申請

どこまでもお騒がせ…。

「人生一度。不倫をしましょう」なんてスローガンに乗ったが最後、欲を出して登録したユーザーの素性を、すべてインターネット上にバラされ多大の波乱を社会に巻き起こした不倫専門の出会い系サイトアシュレイ・マディソンのハッキング事件。このほど運営元が破産状態に陥り、一連の不祥事に対する罰金の減額を求める訴えが認められ、救済措置が明らかになりましたよ。

アシュレイ・マディソンを運営していたAvid Life Mediaは、不倫専門というイメージの払拭を狙い、社名をRubyに変更して事業を続けていたものの、やはりユーザー離れの流れは止められなかったようです。Reutersによれば米連邦取引委員会(FTC)などから、個人情報漏えいの責任を追及され、当初は1750万ドルの罰金を科せられていたものの、最終的には業績不振から、その1割未満となる166万ドルの罰金の支払いだけで許されることになりました。

同事件は、FTCが捜査した情報漏えいのなかでも過去最大規模のものだ。AshleyMadison.comに対しては、より堅牢なセキュリティ上の対策を施し、ユーザーの個人情報がハッカーの手に渡ったりしないよう、最善を努めることを求める。

今回の減額措置に当たり、FTCのEdith Ramirez会長は、再発防止を改めて促す声明を発表しています。クレジットカード情報を含む10GBものプライベートなデータがダークウェブへと公開され、3700万人分の個人情報がハッカーによって盗み出された同事件。情報公開が進めば進むほど、数々の有名人や政府関係者の不倫願望が明るみになったほか、結局は登録女性にサクラやbotが多く含まれていたことまで判明し、非難轟々となりました。

ちなみにアシュレイ・マディソンが悪質だったのは、退会したユーザーの個人情報を削除すると謳いつつ、実はバックグラウンドで登録利用情報をキープし続け、とっくの昔にヤメていたはずのユーザーまで、過去の痴態暴露されてしまったことにもあるでしょう。怪しいサイトやサービスは、たとえ出来心から一瞬利用しただけでも、トンでもない代償を払わされる危険性があると、世間に広く知らしめた事件でもあったかもしれませんよね〜。

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top image: Ashley Madison
source: Reuters

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)