映画『ブレードランナー 2049』でもあの疑問の答えは明らかにならない?

映画『ブレードランナー 2049』でもあの疑問の答えは明らかにならない? 1

結局……デッカードは何者?

リドリー・スコット監督による1982年の名作SF映画『ブレードランナー』の続編で、日本では来年公開の『メッセージ(原題:Arrival)』の監督ドゥニ・ビルヌーブがメガホンをとる『ブレードランナー 2049』。

10月に公開されたセットでの写真には、前作に引き続きリック・デッカードを演じるハリソン・フォードが写っていました。きっとファンの中には「んん? でもデッカードってアレじゃなかったの?」と思ったことでしょう。

『ブレードランナー』を見た方ならご存知のように、主人公のデッカードはレプリカント(アンドロイド)を「引退」させることが役目の特別捜査官「ブレードランナー」でした。しかし作中ではデッカード自らがレプリカントであることが示唆されていますし、ディレクターズ・カット版ではそのことがより強く示されています。また、リドリー・スコット自身もデッカード=レプリカントだと何度か公言しています。

ただ、劇中で登場する最新レプリカント「ネクサス6」は寿命が4年しかもたないため、『ブレードランナー』の時代設定である2019年から続編『ブレードランナー 2049』の時代設定である2049年までの30年間は到底生きながらえることはできないでしょう。もちろんメイキング本『メイキング・オブ・ブレードランナー ファイナル・カット』に記されているように、デッカードがより進化したタイプの「ネクサス7」や「ネクサス8」である可能性もありますが…。

フランスのウェブサイトAllocineのインタビューに答えたドゥニ・ビルヌーブ監督は、「デッカードはレプリカントか?」という質問に「必ずしもそうではない」と答えています。長らく「デッカードは人間か? レプリカントか?」の論争が続いた『ブレードランナー』ですが、インタビューでビルヌーブ監督は、『ブレードランナー 2049』でも最初の『ブレードランナー』にあったようなミステリーと緊張感を保ちたいとも語っていることからも、デッカードの正体は(今のところは)わざと曖昧にしておきたいのでしょう。

『ブレードランナー 2049』には、セット写真に写っていたハリソン・フォード、ライアン・ゴズリングの他にも出演者は決定していますが、誰がどんな役を演じるのか、そして役名も含めて現時点では不明です。

ロビン・ライト(『プリンセス・ブライド・ストーリー』、『フォレスト・ガンプ/一期一会』などに出演)
ジャレッド・レト(『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー助演男優賞受賞、『スーサイド・スクワッド』)
アナ・デ・アルマス(『カリブの白い薔薇』、『ノック・ノック』)
マッケンジー・デイビス(『オデッセイ』)
デビッド・バウティスタ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『007 スペクター』)
バーカッド・アブディ(『キャプテン・フィリップス』)

こうしてみると、ロビン・ライトは前作でショーン・ヤング演じたレイチェルに容貌が似ていなくもないか……。バティスタことデビッド・バウティスタはブライオン・ジェームズ演じたリオンのような超人的力を持つタイプのレプリカント役とかかも? 清楚系なマッケンジー・デイビスやセクシー系なアナ・デ・アルマスは、ダリル・ハンナやジョアンナ・キャシディの演じたプリスやゾーラのような役どころだろうか? そう言えばジャレッド・レトは『ファイト・クラブ』のときにルトガー・ハウアー演じたロイ・バッティみたいにホワイトブロンドだったよな…なんてストーリーもわからないのに勘ぐってしまいますね。

また、『ブレードランナー 2049』は以前2018年1月にアメリカで公開と報道されていましたが、現在は2017年10月6日に公開と変更になったようです。なお、2011年の報道になりますが、『ブレードランナー 2049』の制作会社であるAlcon Entertainmentは『ブレードランナー』の続編のみならず、「前章」の権利についても交渉しているので、もしかしたら「若き日のハン・ソロを描いた映画」みたいな感じで「若き日の(製造されて間もない?)リック・デッカードを描いた映画」も将来できるかもしれませんね。

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source: Allocine via Playlist

Germain Lussier - Gizmodo io9[原文
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