沈没の恐怖まで体験可! 中国にタイタニックを忠実に再現する新テーマパーク

沈没の恐怖まで体験可! 中国にタイタニックを忠実に再現する新テーマパーク

あの悲劇体験したい…?

1912年当時、世界最大の豪華客船でありながら、処女航海で流氷に激突し、大西洋へと沈んでしまったタイタニック号。不沈船と謳われながらも、まさかの船体が真っ二つに割れる沈没事故で、多くの人命が失われてしまいました。

そのタイタニックを再現しようとの試みは各所でありますが、South China Morning Postによると、このほど中国の四川省で、実物大のタイタニック号を復元しつつ、突如の沈没の恐怖まで味わえる壮大なテーマパークの建造がスタートしましたよ! 竣工式には花火が上がり、2年半後の完成を目指して、10億元(約160億円)規模の巨大工事が進められていくんだとか。

できる限り忠実な復元が目指される。当時の船内の全室を再現することはできないものの、船体構造や各種外装は非常に正確に再現され、見学可能な船室を用意して、歴史的に意義あるものに仕上げられるだろう。

同建造プロジェクトを率いるCurtis Schnell氏は、このように語っています。実に2万6000トンもの鉄鋼を用い、全長270m、幅28mのタイタニック号のレプリカが作られていくとのことです。悲劇の犠牲者を出した沈没事故なのに、スリル体験を売りものにして金儲けをたくらむとは不謹慎だとの批判もあるようですが、決して軽いノリで再現するのではなく、重要な歴史を振りかえることができるような視点で仕上げると述べ、批判をかわすことも忘れませんでした。

実は同プロジェクトは、増え続ける中国の富裕層に気晴らしを提供すべく、中国政府も後援する「Romandisea Seven Star International Cultural Tourism Resort」リゾートパークの目玉コーナーとしてオープンする予定になっています。この構想は、当初は2013年に発表され、早ければ来年にも完成が目指されていたものの、バブルが弾けた影響も大きかったのか、ようやく工事に入ることができた形ですよ。

完成すれば、1泊3,000元(約5万円)から体験宿泊可能な施設として、中国全土から観光客が殺到すると見込まれています。あくまでもタイタニックのコピー品ではあるものの、海外からも一目見たいと大勢の人がやってくる、優れた完成度になったりして~。

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image by Ryan McNaught
source: South China Morning Post

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)