映画『ヘイトフル・エイト』と『遊星からの物体X』を並べて比較。オマージュがまるわかり

映画『ヘイトフル・エイト』と『遊星からの物体X』を並べて比較。オマージュがまるわかり 1

たしかにそっくり!

大のシネフィルであり、数々の映画へのパロディやオマージュを自身の作品に込める作風でも知られる映画監督クエンティン・タランティーノ。そんなタランティーノ監督の映画『ヘイトフル・エイト』とジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』を並べた比較動画が公開されました。

日本では2016年2月に公開された『ヘイトフル・エイト』は随所に名作映画の引用を見ることができますが、「カート・ラッセルを中心に、吹雪の中の密室で疑心暗鬼が巻き起こる」という大枠が共通しているジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X(原題:The Thing)』がモチーフになっていることは有名です。劇中で『遊星からの物体X』の楽曲『Bestiality』が流れて大喜びした人も多いかもしれません。

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今回の動画では、『ヘイトフル・エイト』内にさまざまな形で引用されている『遊星からの物体X』の要素を比較して確認することができます。こんなにも細かい要素や構造まで再現していたのかと、タランティーノ監督のこだわりに驚かされる楽しい答え合わせ映像となっています。

こちらはKINOさんが公開した比較動画『The Hateful Thing』。

それにしても『ヘイトフル・エイト』、やっぱり画面が横に長いですね! Ultra Panavision 70という方式で撮影を行なったこと自体も話題になっていましたが、その画面の横縦比はなんと2.76:1ハイビジョンテレビが1.78:1、いわゆる「映画っぽい横長サイズ」のシネマスコープサイズが2.35:1なので、いかに横に長かったのかが判ります。大きなスクリーンで観賞した時のダイナミックな映像にも驚きましたが、やっぱり70mmフィルム上映でも見てみたかったなぁ。

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source: vimeo, Wikipedia

勝山ケイ素