AR+VR+◯◯。2016年はこんな年だった

今年もギズモード・ジャパンを読んでいただいて、ありがとうございました。

2016年大晦日。来年のことを言うと鬼が笑うので、今年を振り返ることにしましょう。今年は何と言っても「AR」と「VR」の年でした。

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AR」はもちろん『ポケモンGO』。

ARというものを知らないひとにもそれが何なのか、直感的に理解できるきっかけとなりました。甥っ子たちとのコミュニケーションはほとんど『ポケモンGO』の話題です。そして個人的にも、いまや編集部の中でいちばんやっているのが自分なんじゃないかというくらい、日常生活に溶け込んでいます。ただ、つい先日ラプラスがたまごから孵化して、第一世代の日本で入手可能なポケモンがすべてそろったので、このあと続けるモチベーションが保てるのかどうか。

もうひとつは「VR」。

こちらは、家庭用ハードとしてはもっとも普及するであろうVRヘッドセットとして、「PlayStation VR」を2016年のベストガジェットにも選びました。いやー、『バットマン:アーカム VR』は近年のゲーム体験のなかでも片手で数えられるくらいすばらしかった! VRヘッドセット自体が過渡期の技術であるとは思っていますが、それでも、いやだからこそ、これからの進化をすべて体験できるすばらしいタイミングなのです。いまから遊んでおかない手はありません。

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今年のAppleは、何と言っても日本仕様でSuicaも使えるApple Payを搭載したiPhone 7の登場が白眉でした。電車で、バスで、コンビニで…、財布を出す回数がどれだけ減ったことか。耐水性能も加わり、かゆいところに手が届く正統進化でしたね。そういえば、ちょうどiPhone 7の発表の日、二人目の子どもが生まれたんだった。そんなこともあって印象深い端末になりました。

また、MacBook Proも、TouchBarをひっさげて、満を持してのリニューアル。新しい操作体系はというと、Nyanともクールなものでした。

今年うれしかったことといえば、「RICOH THETA」を使って撮影した鉄道博物館の巨大ジオラマの映像受賞したこと。2017年7月頃までリニューアルのため見ることのできない巨大ジオラマを撮影させてもらったかいがありました。

一方で、世界情勢やメディアをとりまく環境としては、トランプ次期大統領の当選に代表される「ポリティカル・コレクトネス」の崩壊、DeNAのWELQに端を発したキュレーション・メディア問題を挙げないわけにはいきません。前者は明確に新しい時代に突入したことを感じさせたできごとでしたし、後者はGoogleが人力(しかもマナー違反なほどの低賃金)でハックできてしまうことを露見させました。

新しい価値観、時代の趨勢を見極めながら、真摯なメディア運営をしていく必要性を今まで以上に感じた1年でした。

image: Shutterstock

(松葉信彦)