どこで完成? …クラインの壺に基づいて作られたジグソーパズル「Infinite Galaxy Puzzle」。まさにエンドレス

どこで完成? …クラインの壺に基づいて作られたジグソーパズル「Infinite Galaxy Puzzle」。まさにエンドレス 1

ジグソーパズルの無限ループ始まる。

一般的にジグソーパズルは完成図どおりに組んだらそれで終わりですが、どこまでもピースをつなぎ合わせていける完成のないジグソーパズルが発売されました。

サイエンスやテクノロジーからデザインをしていくNervous Systemが開発した、どんな方向、どんな形にもピースをつなげていける「Infinite Galaxy Puzzle」はクラインの壺に基づいて作ることで実現した、まさにエンドレスなパズルなのです。

どこで完成? …クラインの壺に基づいて作られたジグソーパズル「Infinite Galaxy Puzzle」。まさにエンドレス 2

クラインの壺というのは、位相幾何学で扱われる、表裏の区別を持たない閉曲面のこと。Infinite Galaxy Puzzleの各ピースは、表裏の区別を持たないというクラインの壺の性質を受け継いでいるので、複雑な形をしているにもかかわらずひっくり返せばパズルの反対側につなげられるようになっています。

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そのため、両面に絵が施されていて、パズルを組み始める前に全部のピースを絵柄のある面に揃えるという手間は不要になります。両面に描かれているのは、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河系の中心。このパズルの組み立て方に間違いも正解もないとも言えますが、この絵柄であることによって難易度は上がりますし、ジグソーパズルで絵柄を組み立てていくのが好きな人はイライラするかもしれませんね。

さて、Infinite Galaxy Puzzleは全133ピースで、そのうち3ピースは宇宙飛行士、スペースシャトル、人工衛星と宇宙モチーフのデザインになっています。各ピースはレーザーカットされたバーチ合板製でサイズは8インチ×8インチ、お値段100ドル(約1万1400円)です。

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宇宙飛行士、スペースシャトル、人工衛星の3ピース

Infinite Galaxy Puzzleについて「数学的なシミュレーションと正確なCNCカッティングを組み合わせることで、私たちはこれまで製作が不可能だった新たなジグソーパズルを作りました」と語るNervous Systemは、手掛けるパズルで大事なのは「新たなテクノロジーの可能性を探りつつ、手作業で切っていた伝統的なパズルならではの芸術性と遊び心を復活させること」だとブログに綴っています。

51ピースでお値段50ドル(約5,600円)の「Infinity Puzzle」という廉価版もありますが、こちらは絵柄が一切ないパズル。ジグソーパズルは難しいほうが良いという人、美麗な銀河系の中心に惹かれた人、あるいはエンドレスな遊びに没頭したい人はいかがでしょ。

image by Nervous System
source: Nervous System(1, 2, 3), HubbleSite, Vimeo
参考: Wikipedia

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(たもり)

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