今の時代でも映画館の看板を手描きするギリシャの女性ペインター

今の時代でも映画館の看板を手描きするギリシャの女性ペインター 1

昭和の時代に見た光景が今でも。

ギリシャのアテネにある映画館では、今の時代になっても手描きの看板が掲げられています。この看板を描いているのは、国内唯一の看板ペインターであるヴァルジニアさん。週に1枚の看板を制作し、映画館の入り口に設置します。

こちらはGreat Big Storyの動画でした。

手描きの映画看板はアテネにあるアテネイション映画館のために描き下ろされます。使われるのはペンキと刷毛ですが、プロジェクターでイメージをキャンバスに投影するので、トレーシングに近い作業でもあります。

動画では映画『ザ・ネオン・デーモン』の看板が登場しましたが、以前に紹介したポスターとは全く別物のデザインなので、投影前はヴァルジニアさんが独自にコラージュなどで構図を考えているのかもしれませんね。

今の時代でも映画館の看板を手描きするギリシャの女性ペインター 2

最初に描いた看板は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だったというので、始めたのは割と最近なのが伺えます。

今の時代でも映画館の看板を手描きするギリシャの女性ペインター 3

今の時代でも映画館の看板を手描きするギリシャの女性ペインター 4

他にも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『ハドソン川の奇跡』なども手掛けましたが、とにかく週イチで納品するので制作した作品を憶えきれないのだそうです。

制作に要する時間は3~4日間。プロジェクターを使うのは目新しい技法ではありませんが、これにより大幅に時間が短縮できるのです。でもやはり大変なのはその大きさ

しかし完成品が手描きだと、人の手によって命が吹き込まれた芸術作品になるのです。今はデジタル技術を使った印刷が当たり前の時代。しかし人の目には、手業から伝わる暖かみが逆に新鮮に写るかもしれません。こういう職人技はずっと大事にしたいですね。

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岡本玄介