人種差別? アジア人の目を認識できなかった、ニュージーランドのパスポート写真サービス

アジア人の目を認識できなかった、ニュージーランドのパスポート写真サービス

ただの間違いでしょうが…

パスポート写真の条件は年々厳しくなっていますが、それに合わせて撮った写真が条件をクリアしているかチェックできるサイトも登場しています。しかし、プログラムまかせのシステムは予期できない問題がつきもので、ニュージーランドの写真チェッカーも例外ではありませんでした。

22歳のRichard Leeさんが自国の写真チェッカーを利用していた際、予想もしない問題にぶつかりました。ウェブサイトは「目を閉じている」からパスポートには不適切だと判断したのですが、もちろんLeeさんは目を閉じているわけではなく、蒙古ひだがあるだけなのです。

アジア人の目を認識できなかった、ニュージーランドのパスポート写真サービス2

photo: Facebook

「他の写真も試したけど全部ダメでした。電話もしてみましたが、向こうによれば目に入った影と均等ではない照明の当たり方が原因だそうです。結局オーストラリア・ポスト(郵便局)で何枚か撮ってもらったうちの1枚が通りました」とLee氏はDaily Mail Australiaに語りました。

Leeさんは幸いにもソフトウェアの問題を乗り越えましたが、彼の体験は一見公平に見えるシステムにもどれだけバイアスがかかっているかを明らかにしています。初期のカラーフィルムは白人の肌の色に合わせて作られていたため、有色人種の肌を撮影するのは困難でした。もっと最近では、Facebookが実名制を導入してから、「Creepingbear(忍び寄るクマ)」などネイティブアメリカン由来の名字のユーザーが何件もアカウントを停止されたりもしました。

「エラー表示はそんなにショックではなかったです。明らかに顔認識ソフトウェアのエラーだとわかったので、正直面白かったくらいです。ただ、遅延が煩わしかったのと、3回失敗したあたりでスタッフからコンタクトが来てもいいと思いました」とLeeさんは大して動揺はしなかったそうです。

可能性で言えば本当に単なるソフトウェア上のミスだとは思いますが、こういったことが大きな問題になるケースも少なくないので、できるかぎり早い対処が望まれますね。

top image: New Zealand Department of Internal Affairs via YouTube
source: Facebook, Daily Mail Australia, Mashable
参考: Wikipedia - 蒙古ひだ, BuzzFeed, METRO

Hudson Hongo - Gizmodo US[原文
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