クモ注意! 謎の誘拐犯が恐怖症の克服を強いるホラー映画『ラプチャー』

クモ注意! 謎の誘拐犯が恐怖症の克服を強いるホラー映画『ラプチャー』 1

壁の模様が『シャイニング』の床と同じなところにも注目です。

恐怖症といえば以前、高所恐怖症クモ恐怖症ならVRでを克服しようという記事を紹介しました。

仮想空間での荒療治ならまだ生優しいのですが、ムリヤリその辺の市民を誘拐して、強引に恐怖症を克服させて人間を進化させようという謎の集団に拉致られた日にゃぁ、大きなお世話もイイとこですよね。

そんな奇抜な発想を映像化したホラー映画『ラプチャー(原題:Rupture)』の予告編が公開されました。クモやヘビが苦手な方は閲覧注意でどうぞ。

こちらはHEAVEN of HORRORが取り上げた、Signature Entertainmentの動画でした。

本作では『プロメテウス』の主役エリザベスを演じたノオミ・ラパスが、一児の母にして拉致監禁&恐怖症の克服を強いられる主人公レネー役で出演します。

クモが大嫌いなだけで、ひとり息子を一所懸命育てているシングルマザーなのですが……ある日を境に地獄に真っ逆さま。なんとか脱出を企てるレネーですが、標的になった理由は? 謎の集団の正体と真の目的は? そして無事に逃げ切れるのでしょうか?

クモ注意! 謎の誘拐犯が恐怖症の克服を強いるホラー映画『ラプチャー』 2

本作は低予算で作られたそうですが、全くその気配を見せない見事な演出。題名の『Rupture』とは恐怖する対象に極限まで向き合わさせられた人間が、最後に突き抜けるのか崩壊するのか、という様子を表したものだそうです。

行き過ぎた善意と正義で人々が拷問されるのは、『ソウ』シリーズが得意とするところでしたよね。ですが被験者を傷つけない代わりに、精神的な高みを目指すようポジティヴな意味で拷問をするというのがちょっと斬新なのではないかと思います。

クモ注意! 謎の誘拐犯が恐怖症の克服を強いるホラー映画『ラプチャー』 3

監督は『セクレタリー』(2002年)のスティーブン・シャンバーグ、脚本は『ハードキャンディ』(2005年)や『30デイズ・ナイト』(2007年)のブライアン・ネルソン、プロデューサーは『アメリカン・スナイパー』(2014年)のアンドリュー・ラザールと、錚々たるメンバーです。良質な役者陣を揃えたおかげもあり、続編が見たいと思わせる一作だそうです。

すでに各国の映画祭で公開されている本作ですが、米国でのオンデマンド配信とDVD/ブルーレイ発売は2017年1月2日、英国では1月9日とのことです。

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image by HEAVEN of HORROR, IMDb
source: YouTube via HEAVEN of HORROR

岡本玄介