いくつかの国の「飛び地」はどんな経緯でできたのか?

いくつかの国の「飛び地」はどんな経緯でできたのか?

キーとなるのは海へのアクセス。

ほとんどの国において、国境というものはいったん決まりさえすれば二転三転するものではありません。国境線の内側が国土、線の外側が外国になる。いたって単純なことです。

でも、植民地主義戦争の歴史天然資源暴君の気まぐれなどに翻弄されると、そう単純なことでは済まされなくなるのです。本土から離れた国土、いわゆる飛び地はそのような理由からできてしまうことがあります。

こちらの動画はVanDeGraphが公開したもの。飛び地を持つ国々の中でも、ロシア、アンゴラ、クロアチアに注目し、3国の飛び地における国家間での領土の変遷を詳しく解説しています。

飛び地 1

まずロシアカリーニングラードは2度にわたる世界大戦や、ソビエト連邦崩壊に翻弄された飛び地です。

飛び地 2

アンゴラカビンダは本土との間にコンゴ民主共和国があるため、陸上路を閉ざされています。現在はアンゴラの飛び地となっていますが、古くは植民地時代にヨーロッパ諸国の争いに巻き込まれ、1960年代中頃には独立を求めて内紛が起きたことも…。

飛び地 3

3国の中でも最もややこしくて興味深いのがクロアチアの飛び地で、旧市街が世界遺産に登録されているドゥブロヴニク。本土との間にボスニア・ヘルツェゴビナの海港があるため、本土と飛び地は12マイル(約20km)分断されています。

その土地に歴史あり。一見すると、なんでこんなことになってるの、なんて思う飛び地ですが、その背景には争いや侵攻があるんですね。そうした歴史の象徴として考えると、また違ってみえますね。

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source: YouTube

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文
(たもり)

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