(追記あり)密猟のせいでゾウが進化したのかも…? 象牙のない象が増えている

密猟のせいでゾウが進化したのかも…? 象牙のない象が増えている

生きるため。

人間とは罪深き生き物ですが、ついに進化の在り方にもからんでまいりました。Independentによると、アフリカ象が、今、牙を持たずに生まれてくるという新たな進化をみせているそうです。そもそも動物は生きるため、生き残るために体の形を変え進化を続けるものです。ではアフリカ象が牙をなくした理由は…なんと象牙の密猟とのこと。牙のために殺される、ならばいっそのこと最初から牙のない生き物になろうとしているのかもしれません。

過去にも牙なしで生まれる象はいましたが、それは2から6%程度。研究者によれば、ある地域では、現在、98%ものメス象が牙なしなのだそうです。そして、牙なしのメスから生まれる象も、そのほとんどが牙なし。チャリティ団体Elephant Voicesのトップで、象の進化を30年以上観察するJoyce Poole氏は、タイムズ紙の取材にて、密猟の激しさと牙なしで生まれるメスの象の割合には直接的な関係があると語ります。

ただし、象が生き残るためにこの変化が起こったのではなく、密猟者が牙のある象を狩ったため、牙なしの象が残って子孫を残すようになり、遺伝により結果的に牙なしの象が増えたのかもしれません。さらなる詳しい研究が待たれます。

現在、密猟の取り締まりにより、最盛期と比べ象に及ぶ危険は減少しています。さて、ここから牙を取り戻すのか、それとも忌まわしい過去の思い出として完全に消え去るのか…。いつか母象が子象に話してきかせるのでしょうかね「むかしむかーし、私たちのご先祖様は牙があったのよ。でも、人間という天敵のせいで牙はなくなったの」と…。

生物の進化についてもっと読む:
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追記(12月19日 15:00):
誤解を招く可能性があったため、文章の追記および修正を行いました。申し訳ございませんでした。

image by Claudia Paulussen / shutterstock.com
source: Independent, The Times
(そうこ)

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