偽ニュースで罰金は嫌! Facebookがドイツで偽ニュースレポート機能テスト開始

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偽ニュースで罰金は嫌! Facebookがドイツで偽ニュースレポート機能テスト開始

はたして効果はあるのでしょうか?

SNSにおける偽ニュース拡散は大きな問題。米大統領選挙では結果に影響を与えたという批判も一部ではあがり、今や偽ニュースは社会問題となっています。

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昨年12月に、ドイツ議会は偽ニュースの対応(24時間以内に削除)ができなかった場合はFacebookに50万ユーロの罰金を課すという案を発表しました。Facebookにとってみれば、この案が実現しないよう(又はしてもいいように)早急に対応策をとらねばならない状態でした。さて、年が変わり、いよいよ対応策が具現化してきたようです。Facebookの偽ニュースフィルタリングシステムについて、Finacial Timesが報じています。

Facebook担当者は、Financial Timesの取材にて「今はドイツに注力しているが、次にどの国にシステムを導入するかも考えている」とコメント。米Gizの取材にも応えており、フィルタリングテストは数ヵ月前からアメリカでもやっていたとのこと。偽ニュースフィルタリング機能は他国でも近々導入する予定で、グローバルパートナーと話をすすめていたところだと。ドイツでの罰金案との関係は名言していないものの、まぁこのタイミングなので無関係ってことはないのでしょう。

数週間内に公開されるというドイツでのフィルタリング機能は、フィードに流れてくるニュースをユーザーがレポートする仕組み。偽だとレポートされたニュースは、ドイツの事実照会NPO団体Correctivがチェック。嘘とみなされた場合、フィードで優先的に表示されないようになります。また、ユーザー側にはなぜこのニュースが嘘なのかという説明として、関連記事のリンクが送られる仕組みもついてます。このシステムで重要なのは、偽ニュースと判断されたものをブロックするわけではないということ。アラートメッセージが表示されますが、ユーザーは偽判定後も記事をシェアすることはできます。ユーザーに(拡散するか否かの)最終決定権を持たせるというのが、SNS界でのミソだと言えます。

このシステムが、ドイツ議会の「24時間以内に削除」という要望を満たすかどうかは、はてさて。しばらく事の成り行きを見守る必要があるでしょう。

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image: wwwebmeister / shutterstock.com
source: H/T Financial Times, Facebook

Eve Peyser - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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