Googleが60名以上の芸術家に『Tilt Brush』で作品を作ってもらうプログラムを発表 1

芸術もVR元年が幕を開けました。

何かしらの記念日に登場するDoodleロゴをはじめ、毎年のエイプリル・フールなど、何かとクリエイティヴでアーティスティックなGoogle(グーグル)。今後はお絵描きアプリ『Tilt Brush』を作ったことで、ますますその動きが加速しそうです。

そのひとつが60名以上の芸術家たちに『Tilt Brush』を使って作品を作ってもらう、「アーティスト・イン・レジデンス」プログラム。普通であれば共同生活をして互いを刺激し合うことを言いますが、さすがに60人という人数だとどうなるのでしょうか?

まずはRoad to VRが取り上げた、Google VR紹介動画をご覧ください。

現代アーティストたちはもとより、雑誌で長年活躍しているイラストレーターもカートゥーニストたちも、一口に「アート」と言ってもさまざまな分野があり、それら各方面から精力的に制作している作家たちが招集されているようですね。

動画では、ほぼ全員の方が初めて『Tilt Brush』での描画をしているようですが、かなり直感的に自らの作風を宙空に投影し、新たな世界を創出しています。

Googleが60名以上の芸術家に『Tilt Brush』で作品を作ってもらうプログラムを発表 2

アニメ制作会社の設立者クリスさんは、『Tilt Brush』の体験をこう説明します。

初めてゴーグルを装着した人たちは、自分の正面でペイントを始めるんです。しかし振り返ると、「ちょっと待て? 自分はペインティングの中に入り込めるんだ! スゲー!」ってなるんですよ

このプログラムの公式サイトでは、参加アーティストたちの顔写真とともにVR作品がチェックできるようになっています。なんと日本人も数名いるので、思わず応援したくなっちゃいますね。

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こちらは日本人アーティスト、ユリコ・イトウさんの作品。

作家たちはお互い情報交換をしつつ、おそらくGoogle側もプロたちの意見を取り入れて今後もソフトをブラッシュ・アップさせていくのでしょう。

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アートの世界では、たとえばインプレッショニズムやダダイズム、それにキュービズムやポップアートなどなど……歴史と共に多種多様なスタイルが立ち上がっては美術史に足跡を残してきました。

道具面でも、かつてアクリル絵の具が登場した時は皆が嫌悪したそうですが、今では皆がそれを使って制作しています。同様に新時代のツール、そしてムーヴメントはここから飛び出していくのかもしれませんね。

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image: YouTube
source: Road to VR, YouTube, Tilt Brush Artist in Residence via

岡本玄介

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