オバマ最後の恩赦! 公電漏えいで禁固35年のチェルシー・マニングが5月に釈放決定

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オバマ最後の恩赦! 公電漏えいで禁固35年のチェルシー・マニングが5月に釈放決定 1

ドナルド・トランプ就任のラストミニッツで恩赦を出しまくってるオバマ大統領が、最後の最後にやってくれました!

2010年のWikileaks機密漏えい禁固35年の刑に処せられたチェルシー・マニング服役囚が、5月17日に釈放されることが決まりました。昨年は2回自殺未遂をし、軍刑務所の処遇に抗議してハンガーストライキをしていたマニングにも、やっとゴールが見えてきましたね。

以下は、マニングが漏えいを決意したきっかけになった2007年バグダッドの動画「コラテラル・マーダー」です。米軍のヘリが罪のないロイター記者を掃射する映像は世界中で何百万回となく再生され、イラク戦争の転機となりました。

マニングは逮捕後、2010年7月から2011年4月までヴァージニア州の海兵隊の施設に収監されていたのですが、それが常時監視がつく独房監禁状態だったことから、「あんまりではないか」と抗議や署名運動が広まっていました。そのたびにオバマは「適正」な「基準通り」の処遇だと、木で鼻を括ったようなこと言って軍を擁護していました。

マニングは性同一性障害で性転換手術を希望しているのですが、軍には前例がないため進んでいません。しかしこれで司法省も難しい判断を迫られずに済みそうです。

軍法会議でマニング(当時の男名はブラッドリー・マニング)は、軍の文書と米大使館外交公電を70万件盗んでWikileaksに引き渡した罪を認め、2013年7月にスパイ防止法違反などで有罪判決がくだり、のちに35年の刑が言い渡されました。

これは機密漏えいでは米史上もっとも重い刑です(The New York Timesより)。

ちょうど同じころ米国家安全保障局(NSA)のエドワード・スノーデンの軍事機密漏えいがあったため、サポーターの間では「それに対する見せしめ」との見方もあります。でもスノーデンの漏えい文書は「最高機密」、マニングの漏えい文書は「機密」。レベルがまったく違うんですね。

こちらはスノーデンの今月11日のツイート。ホワイトハウスを去る前に恩赦するよう大統領に強く働きかけています。

Wikileaksは「恩赦したら、創設者ジュリアン・アサンジがアメリカへの身柄送還に応じます!」とまで言っていました。

本当にくるんかな…。

オバマ大統領がAI未来戦略発表。テクノ失業、ベーシックインカム、マトリックスの卵など語る

image: Snopes
source: The New York Times, YouTube, Twitter(1, 2

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(satomi)

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