DellのCanvas 27はSurface Studioのコピーではない、良きライバルである

DellのCanvas 27はSurface Studioのコピーではない、良きライバルである

どっちも触りたい。

昨年10月にMicrosoftが発表したSurface Studio。iMacとWacom Cintiqを足して2で割ったようなクリエイティブ系デスクトップです。今回、Dellが発表したCanvas 27も同じく、クリエイティブ系タッチ操作可能ディスプレイ、27インチ。ただし、Surface Studioのコピーと思われるのは心外です。Canvas 27に実際に触ってきたのは、米Gizmodo編集部。担当者からあれこれ解説もきいてきました。

まずDell担当者が言いたいのは、Surface Studioが発表されるまで、その存在はまったく知らなかったこと、そしてCanvas 27もここ数年かけて開発されたプロジェクトであるということ。また値段にも注目、大きな差があります。3,000ドルというSurface Studioに対し、Canvas 27は1,500ドル前後。実は、Canvas 27はモニターであり、ユーザーは手持ちのWindows 10パソコンと一緒に使うというスタイルなのです。

それでも、やはりSurface Studioと似ていると言いたくなるのは、ダイヤルの存在があるからでしょうか。Canvas 27は、Windows 10 Creators Updateにあるツールを最大限活用し、「Totem」と呼ばれるダイヤルツールを開発しました。使い方自体もSurface Studioとほぼ同じで、色の調整やズーム、ブラシサイズ変更、アプリのきりかえなどができます。

DellのCanvas 27はSurface Studioのコピーではない、良きライバルである 1

DellのCanvas 27はSurface Studioのコピーではない、良きライバルである 2

Canvas 27はAdobe RGB色空間のレンダリングが100%可能、つまりフォトグラファーやグラフィックデザイナーにとって、この上ない理想的な作業端末となるわけです。また、Surface Studioとは異なり、マットディスプレイなので、ペンでディスプレイに何か描くとき、より自然な、紙に描くようなフィーリングがあるとか。さらに、オリジナルソフトウェアとして、キーボードやマウスがスクリーン上に表示されるという仕様あり。

Dellとしては、Canvas 27を1台目の端末と考えており、従来のパソコンディスプレイや2台目のモニターとセットで使いやすいように設計されています。

発売は今年後半を予定。価格は現時点では未定ですが、1,500ドル前後になる見込み。だとすれば、1,800ドルのCintiqや3,000ドルのSurface Studioと比較して、かなりお得となります。

Canvas 27がSurface Studioのコピー品なんてとんでもない、手強い競争相手ですよね。

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images by Alex Cranz / Gizmodo US
Alex Cranz - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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