ミニ衛星、大放出。インドが世界最多の衛星104基一気打ち上げに成功

インド、世界最多となる一度に104基の衛星打ち上げに成功

インド、ひしひしと来てます。

現地時間15日、インドは国の威信をかけたロケット打ち上げに無事成功したと発表しました。今回発射されたロケットに積まれていた衛星の数は、何と104基。これまでの記録が2014年のロシアの37基でしたので、実に3倍近い大幅な更新となりました。

インドから同時に20個の人工衛星が打ち上がる

インド宇宙研究機関(ISRO)は2013年、NASAに比べて6億ドル(約680億円)も安く火星に衛星を送ることに成功するなど、同国の強みである低い労働コスト、および6カ国と連携した今回のような国際的パートナーシップにより、将来的には木星と金星に到達することを目指しています。

The Guardianでは、ロケットに搭載された衛星の詳細が報じられていました。

ロケットには、重量714kgの地球観測用衛星と、同じく10kg以下の小型衛星が100基以上積まれていました。そのうち96基はアメリカの宇宙開発企業のもので、インドのものは3つ、残りはイスラエル、カザフスタン、オランダ、スイス、アラブ首長国連邦の企業の衛星です。

しかしISROは、記録達成が今回の打ち上げの目的ではないと語っています。宇宙機関の議長であるKiran Kumar氏はThe Guardianに対し「我々はロケット打ち上げに関するあらゆるコストを最小限に抑え、最大限の効果を生み出すよう努力をしているのです」と語っています。

百聞は一見にしかず。実際の打ち上げの様子はWayne Tsaiさんがアップロードした以下の動画でご覧ください。衛星放出の様子は1:10ごろから。

image by ISRO
source: The Guardian, BangaloreMirror, YouTube

Rhett Jones, George Dvorsky - Gizmodo US[原文1, 2]
(渡邊徹則)