タイにて、ウミガメのお腹から915枚もの硬貨が摘出される

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タイにて、ウミガメのお腹から915枚もの硬貨が摘出される

どうしてそんなにノロいのか? 5kg鉄の塊飲み込んで泳いでみやがれ!

タイでは、亀にお賽銭を投げると長寿と幸運に恵まれると考えられているそうです。シーラーチャー郡の東にある町の公共プールには、その言い伝えのおかげで何年も苦しんだメスのアオウミガメがいます。彼女はなんと、915枚もの硬貨を飲み込んでいたのです。

AP Big Storyによると、先日バンコクの獣医が25才のアオウミガメ手術し、硬貨を一つ一つ取り除きました。カメには「バンク」というピッタリすぎる名前があり、旅行者がプールに投げ込んだ小銭を食べ続けていたのでした。食べた硬貨はやがて大きな鉄の塊となって11ポンド(約5kg)の重さで彼女の胃に圧力を与えることに。結果として腹部の甲羅に亀裂を作り、そこから炎症が起きてしまいました。

そこで、病気で瀕死になっていたバンクのために海軍が出動し、彼女を獣医に送り届けて3Dスキャンを行いました。その結果、大量の硬貨釣り針が発見され、外科医5人とチュラーロンコーン大学の獣医学部が、全身麻酔を施したバンクから異物を取り除くことに。4時間にも及ぶ手術の最中、外科医たちが4インチ(約10cm)の切開部から硬貨を一つずつ取り出したところ、多くは腐食していたり、部分的溶けたりしていました。ちなみに、手術のために1万5千バーツ(約4万5千円)が募金で集められました。

「結果には満足しています」とAPに語るのは執刀医のPasakorn Briksawan氏。「これからどれだけ回復するかはバンクにかかっています」

これよりバンクは流動食で2週間を過ごします。回復してシーラーチャーの池に戻れるようになったとしても、硬貨に目がないことを考えると、どうやら硬貨の投げ入れは禁止にしなければならなそうです。彼女が元気になるといいですね!

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image: Ruslan74 / Shutterstock.com, CNN - Twitter
source: AP Big Story

George Dvorsky - Gizmodo US[原文
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