「VR(バーチャル・リアリティ)」特集

「PlayStation VR」に加え、Oculusの「Rift」やHTCの「Vive」、Microsoftの「HoloLens」など、群雄割拠のていをなすVR(バーチャル・リアリティ)の世界へいざなうコンテンツを集めました。

時は2050年。ロボットに駆逐された今はなき「仕事」を体験してみよう

Sponsored

時は2050年。ロボットに駆逐された今はなき「仕事」を体験してみよう 1

Sponsored by PlayStation VR

この記事は2050年3月2日に執筆されたものです。

遡ること2029年、人工知能は人間の知能を超える進化を遂げました。その後、人工知能を搭載したロボットが身近な存在になると、徐々に人間の出る幕はなくなっていき、2045年には全ての「仕事」は人間の手から離れたのです……。

そして2050年、人間が「働く」ことから開放されて早5年が経ちました。しかし、人間とはわがままなもので、どんなに便利な未来になっても、ないものねだりはなくなりません。

「仕事」をしなくて良くなったからこそ、「仕事」がしたい! 昔の人間が聞いたら耳を疑うような願いをかなえるシミュレーターが開発されました。その名も『Job Simulator』。

早速、ひとりの男が人生初の仕事を体験しにきたようなので、その様子を覗いてみましょう。

時は2050年。ロボットに駆逐された今はなき「仕事」を体験してみよう 2

彼の名は、ヨシオカ。なにやら不思議な格好をしています。

ヨシオカ:親から一度は「仕事」を経験しとけって言われたから来てみたよ。

親父から「スーツ」ってものを拝借してきたけど、昔の人はこんな服を着てたのか…。オートドライ機能もないし、バイブレーション機能もない。何より首から変な布を垂らさないといけないなんて…。知り合いに見られたら笑われちゃうよ。

さっそく文句から入る甘ったれ。そんなヨシオカには「仕事の厳しさ」を味わってもらいましょう。

今回、彼が体験するのは「オフィス」の仕事。ロボットに囲まれた職場での1日(8時から17時)を追ってみます。レッツ・シミュレートッッ!!

***

08:00AM/書類に目を通す

ヨシオカ:上司から「書類」を渡されたよ。なんかよくわからないけど「クビ」のハンコを押せばいいらしいんだ。書類にはいろんなロボットの名前が書いてあったけど、とりあえずクビにしちゃった。ハンコを押した時のあの感触が忘れられないね。もっと押したかったのになー。

上司であるメガネをかけたロボットから託された初仕事は、なんとクビ宣告。何もわかっていない新人に、クビにされてしまったロボットたち、自分の荷物をまとめて退社していく姿に哀愁が漂っています……。そういえば昔は「You're fired!」なんて言葉が流行ったそうな……。

10:00AM/プレゼンテーション

ヨシオカ:なにやら「資料」ってものを作って、上司の前で「プレゼン」しないといけないみたい。とりあえず1分くらいで準備して、やってみたよ。ちょっとスクリーンが見えにくかったから、上司からメガネをお借りした。みんな絶賛してくれたよ。

メガネを取られて呆然とする上司を前に、堂々と発表を進めていますね。思いの外、絶賛されているようで……この会社、なんでもアリなのでしょうか。

01:00PM/お昼休み

ヨシオカ:お昼ご飯は「自動販売機」で買うもんなんだね。僕はブリトーをいただいた。

んで、もう一個食べたかったんだけど、お金入れても出てこなくてさ。なんだろう、頭の中が大混乱だよね。勢い余って砂糖、ミルク、コーヒーの直飲みしちゃった。

彼は日頃の社会生活をどのように送っているのでしょうか。彼が大混乱したことで、職場も大混乱。挙げ句の果てには、コーヒーメーカーに口をつけての直飲み…。衛生面が気になりますが、周りはロボットなので問題ないのでしょう……。

04:00PM/情報漏洩を防ぐ

ヨシオカ:なにやら「シュレッダー」っていう機械で、書類とかを粉々に破棄するらしい。どうせならと思って、身の回りのものも整理整頓。手当たり次第に粉砕したよ。机がすごく綺麗になってよかった。

あと上司のメガネも邪魔くさそうだったから一緒にポイと。気の使える後輩ってこういうことね。

過去に存在したとされる世界共通語「もったいない」の精神、2050年には消え去ってしまったようです。そしてメガネを粉砕された上司の「無」の表情をご覧ください。心中お察しします……。

1日の仕事を終えて

ヨシオカ:人生で初めて「仕事」ってものをしてみたけど、最高だね。プレゼンは大成功するし、クビのハンコは気持ちいい、むしゃくしゃしたら暴れ回ればいいし、暇なら紙飛行機でも飛ばせる。全然ストレスなんて溜まらないよ。むしろ、周りを気にすることがないから楽しくてしょうがなかったね。

仕事の厳しさよりも「楽しさ」を学んだヨシオカ。「自由」という名の「無秩序」の限りを尽くした彼にはストレスなど溜まるはずもなく……。30年前であれば、即クビでしょう。でも、もしかしたら超個性派社員として生き延びていた可能性も……。

………

……

170213_job_simulator_sleep.JPG

ふぁっ!! な、な、なんだ……あれ……今は……2017年

私、どうやらPlayStation VR専用ソフト『Job Simulator』に没入しすぎて、「2050年」の夢を見ていたようです。道理でストレスが溜まんないわけだ……。

***

私が没入しすぎていたPlayStation VR専用ソフト『Job Simulator』では、オフィス、コンビニ、飲食店、車の整備工場の4つの仕事が体験できます。本作はダウンロード版のみの販売で、価格は2,999円 (税込)。PlayStation Storeから購入可能です。また、プレイには2本のPlayStation Moveが必須となります。

ちなみに本作は「英語版」での販売のみとなりますが、英語がわからなくても楽しめるのでご心配なく。

現実に存在する仕事をVRで体験する」……これだけ聞くと何が面白いの?って思うかもしれません。しかし、現実とVRが重なる瞬間を個々が見つけることで、人それぞれの没入感が得られます。

ただ、現実での仕事はストレスと無縁ではありません。その点、現実と違ってVRでは「好き放題」することができるんです。つまり、VRなら現実と重なりを感じる空間で、人間の奥底に眠る感情を爆発的に発散しても問題ありません。

これらの要素こそが、没入感と楽しさを生む秘密なのでしょう。

2050年はまだまだ先、私たちには想像もできないような世界が広がっているのかもしれません。そんな未来を一足先に体験してみてはいかがでしょうか。

photo: ギズモード・ジャパン編集部
image: chanchai howharn / Shutterstock
source: PlayStation VR, 『Job Simulator (英語版)』

(K.Yoshioka)