二次元の壁を乗り越える。LINEがAI「Clova」発表&キャラクターが見えるホームロボ「Gatebox」買収

二次元の壁を乗り越える。LINEがAI「Clova」発表&キャラクターが見えるホームロボ「Gatebox」を買収

人工知能OSに最初に恋をするのは日本人に違いない。

映画『her/世界でひとつの彼女』で、スパイク・ジョーンズ監督は人工知能OSサマンサの声に恋をする男を描きました。でもそんな人間が現実に現れるのは間違いなく日本が最初でしょう。なんたって、自分が好きなキャラクターが専属アシスタントになってくれる時代が来たんですから。

2017年3月2日、LINEがホームアシスタントロボ「Gatebox」を開発したウィンクルを買収、連結子会社にすることを発表。併せてクラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を公開しました。

video: vinclu

「Gatebox」はフィギュアサイズのキャラクターと一緒に暮らせる日常を目指して開発された、キャラクター投影機能を持つ音声認識AIアシスタントです。あなたの日常生活を二次元キャラクター「逢妻ヒカリ」がお手伝いしてくれるんです。2016年1月に発表され、12月には予約販売を開始し、瞬く間に限定300台が完売しました。最初のモデルは日本語のみ対応。まさにアニメ大国日本が日本人のために生み出したホームアシスタントと言えるでしょう。

LINEが今回発表した「Clova」は公式ウェブサイトの動画を見る限り、AmazonのAlexaみたいな音声認識AIのようです。LINEは今後、子会社化したウィンクルの開発技術とノウハウを「Clova」に活かして、新たなホームバーチャルロボットを共同開発するとのこと。すでに予約販売が完了した「Gatebox」は2017年12月より順次配送予定なので、実際にどこまでのコミュニケーションが取れるのかはまだわかりませんが、LINEが買収したことで今後より進化するものと考えられます。

人工知能サマンサは音声だけの存在でしたが、人工知能「Clova」はあなたの好きなキャラクターの姿を持つことでしょう。お気に入りのキャラクターと一緒に暮らして、コミュニケーションが取れる未来、あなたは恋をしないでいられますか?

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image: Clova
source: LINE 1, 2, vinclu, Gatebox, Clova, YouTube

(Shun)