人気教育番組『セサミストリート』に自閉症の女の子が新キャラクターとして登場

人気教育番組『セサミストリート』に自閉症の女の子が新キャラクターとして登場 1

これは親子で見たい。

アメリカの人気子供向け教育番組『セサミストリート』に自閉症の女の子のキャラクターが登場しました。Laughing Squidによると、ジュリアという名前のこのキャラクターを通して、親と子供に自閉症を理解してもらうことが目的だそうです。

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画像はセサミストリートの公式Instagramより。

では、さっそくジュリアがどんな子供なのか、見てみましょう。

これらの動画はSesame Streetより。

最後の動画はAssociated Pressより。

ジュリアは既にセサミストリートのオンライン・マテリアルに登場していますが、番組に出るのは初めて。エルモやアビーは彼女の個性を理解した上で一緒に遊んでいます。

自閉症を語る上で大切なのは、自閉症の症状はひとくくりで説明できないこと。人それぞれのタイプがあるため、自閉症はこう、ではなく「ジュリアはこう言う子」といった説明の仕方をしていくそうです。

例えば、ジュリアは人付き合いが苦手、大きな音も苦手、でも歌は大好きで歌詞を完璧に覚えて歌える、友達と鬼ごっこをすれば即興でルールを作ってみせたりします。

ジュリアのキャラクター設定は自閉症の子供を持つ家族をサポートする団体と相談しながら決めているとのこと。また、マペティア(人形操者)のステイシー・ゴードンは自閉症を持つ息子のママで、ジュリアを通して自閉症への理解が深まればと、期待しているそうです。

世界的に増えて来ている自閉症ですが、彼らとの接し方が広く知られているわけではありません。筆者の息子が通う幼稚園にも自閉症の男児がいますが、彼は挨拶として人の顔を撫でます。

初対面でいきなり顔を真っ正面から撫でられた時はかなり驚きましたが、慌てて追いかけて来た母親が男児は言葉を話せないこと、また顔撫では彼にとって挨拶であることを教えてくれました。それ以来、遊具場などで同じようなジェスチャーをする子供を見かけても、親子ともに戸惑うことはありません。

ジュリアは自閉症を知る、理解するきっかけになる大切な存在。セサミストリートの仲間たちを通して、どうすればお互い無理なく尊重しあいながら遊べるか学べるといいですね。

エイフェックス・ツインの新曲MVを作った少年と、その母親が語る制作秘話

image: © 2017 Sesame Workshop via YouTube
source: Laughing Squid, Instagram, YouTube(1234

中川真知子

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