Fitbit Alta HRレビュー:普通の人にとって、今買えるベストの活動量計

Fitbit Alta HRレビュー:普通の人にとって、今買えるベストの活動量計

機能、デザイン、価格、全てをバランス良く兼ね備えています。

Fitbit(フィットビット)による最新の活動量計(=フィットネストラッカー)「Fitbit Alta HR」が登場しました。その名の通り、心拍(Heart Rate)計が新たに搭載した新型です。

先日、日本でも4月中旬に発売すると報じられましたが、今回は一足先に米Gizmodoの記者 Christina Warrenさんが実使用レビュー。「Fitbit Alta HRは今のベストの活動量計」と太鼓判を押しています!

この春から心機一転、活動量計を使ってヘルスケアに取り組んでみようと思った人や、今のモノが古くなってきて新しいものが欲しい人など、さまざまな人にフィットするこの新型。注目です!

***

活動量計市場はすでに頭打ちかもしれません。欲しい人はすでに持っていますし、もはや引き出しの奥底に古い活動量計が眠っている人すら居ます。使わなくなってそれっきりになってしまったか、充電ケーブルをどこかになくして放置してるか、ソフトウェアが死んで使えなくなってしまったか(RIP Nike FuelBand…)、さまざまな理由で活動量計はすぐに使われなくなりがちです。

そして活動量計オタクにとっては、機能とデザイン、どちらも満足に兼ね備えたプロダクトは存在しないと思われていました。機能は良いのにデザインがダサい、デザインは美しいのに機能が貧弱だったり。

私は、昨年リリースされた「Fitbit Charge 2」を「最高の活動量計」と評価しました。GPS、高度センサー、心拍センサーを搭載、機能的には理想的、でもサイズが大きくて野暮ったかった…。しかし、そこにこのFitbit Alta HRが新登場。スリムなデザインに心拍センサーを搭載しているとあって、真打ちがやってきた!と興奮しました。

サイズと機能のバランスがすごくいい

私だけでなく、ほとんどの人にとって活動量計におけるサイズというのは非常に重要です(私みたいな細い手首の人にとっては特に)。Fitbit Charge 2はでかいし、GPSでどのくらい昇降したというフィットネスデータは必要に感じませんでした。また一番スリムな「Fitbit Flex 2」の見た目は良いのだけれど、表示スクリーンがないというのは少なくとも私にとっては不便でした。

そこにやってきたFitbit Alta HRは完璧な落としどころを提案してくれました。私が活動量計に求めていた機能(心拍モニター、着信やテキストメッセージ、カレンダーを通知する)を備えていて、さらにデザインもスリムでスタイリッシュ。

Fitbit Alta HR 1

Fitbit Alta HRは、昨年のFitbit Altaとデザインはほぼ同じ。もともとファッション性が考慮されているので、今回のモデルもいいデザインです。AltaとAlta HRのハードウェア的な違いは、デバイスの裏側に新しい心拍センサーがついていること、そしてストラップがより簡単に交換できるようになったことです。

Fitbit Alta HRのバッテリー持続時間は最大7日間、従来のAltaより1日長くなりました。私のテストでは、6日目で充電が必要になることが多かったです。

心拍センサーについては、 Charge 2やFitbit Charge HR、Fitbit Blazeと同じものでした。このセンサーの精度について、時々競合するとの報告がいくつか見られましたが、私のテストでは、Apple Watchで測定した値と全く一緒でした。医療情報としての精度は完璧に正確ではないかもしれませんが、普通の人が日々使う分には充分と言えるでしょう。

ちょっとしたスマートウォッチとして使える

Fitbit Alta HR 2

有機ELディスプレイには、日時や歩数などの情報が表示されます

有機ELディスプレイは、白黒表示で、トータルの歩数、心拍数、歩行距離、消費カロリー、活動時間、および時刻を表示します。

Fitbit AltaやFitbit Charge 2と同様、Alta HRは、テキストメッセージ、着信、カレンダーイベントの通知を受け取ることができます。ただしAlta HRはスマートウォッチの代わりにはなりません。本体上で起動するアプリはないので、あくまでもオマケ機能。でも、メッセージや予定の通知だけで充分、という人なら便利かもしれません。

スクリーンの反応は、去年のモデルと同じく少し遅い。手首をひっくり返してディスプレイをオンにしたり、タップしてディスプレイを起動させるのに問題はないのですが、デバイスの応答時間としては、間違いなく他のガジェットと比べて遅いですね。

アプリにも新機能が追加

Fitbit Alta HR 3

またFitbitは、ソフトウェア(アプリ)に「Sleep Stages」という新機能をリリースしました。前からFitbitに睡眠トラック機能は搭載されていましたが、今回の新しいソフトウェアでは、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠のそれぞれの時間をより正確に推測することが可能になりました。他のメーカーでも睡眠トラック機能を提供していますが、夜寝ている間に何が起こっているのか簡単に理解することができる最初の製品だと思いました。

Sleep Stagesのダッシュボードは、目覚め、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠といった種類の睡眠状態が夜間にどれくらい持続しているかを示しています。私の場合は、基本的に睡眠不足(頻繁に目を覚ましてしまう)で、どのくらいレム睡眠状態なのか、そして深い睡眠状態がほとんどないということを知りました。この新機能はFitbit Charge 2とFitbit Blazeでも利用できます。

サイズやデザイン、バッテリー寿命、そして新しい心拍数モニターが搭載されているFitbit Alta HRは一般的な人のための素晴らしい活動量計です。日本でのAlta HRの参考小売価格は21,384円と経済的。特に古いFitbitを持っていて、さらなる機能、特に心拍数モニターを追加したいと思っている人に最適です。

活動量計市場が今後どのくらい盛り上がるかはわかりません。Fitbitでは1月に社員の6%が解雇されています。でも、アクティビティ、心拍数、睡眠のトラッキングに興味がある人にとって、Alta HRが勝者となるでしょう。

最後に

・Alta HRは、Fitbit Charge 2が持つ機能の大部分を搭載していますが、すべてではありません。スマートフォンと連動してGPS データを記録したい、リラックスモードが欲しい、「VO2 Max」機能が欲しければ、Charge 2を使いましょう。

・Alta HRには高度計がありません。つまり昇降ステップ数はトラックしません。もし高度計が必要なら、Charge 2にしましょう。

・活動量計自体はあくまでも製品であり、ソフトウェア(アプリ)を使うことで意味がもたらされます。そして、Fitbitのソフトウェアはベストだと思います。

・Flex 2とは違って、防水ではありません。でも、シャワーを浴びる程度なら問題ありませんでした。

・Sleep Stagesは、自分の体の状態を分析したい人には素晴らしいですね。心拍数モニターと連携して夜中に目が覚める回数までわかるのが魅力的です。

心拍数が計測できる最も薄い活動量計「Fitbit Alta HR」が4月中旬に発売予定

image: Alex Cranz/Gizmodo US
source: Fitbit - PR TIMES

Christina Warren - Gizmodo US[原文
(mayumine)