5台を使い分けるカメラのSwitch、機能とシーンでどう使う? 1

結構まんべんなく使ってます。

僕は、複数台のカメラを使い分けています。仕事で撮影するからということもありますが、1台のカメラではどうしてもすべてのシチュエーションに対応できないから、というのが主な理由です。

そこで、いったいどんな場合にどんなカメラを使うのか、僕がどのようなシーンでカメラをSwitchしているかということについて、少し書いてみようと思います。

あらゆるシーンで信頼できる「D3S」

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最近とにかく稼働率が高いのが、ニコンの「D3S」です。もうかなり古いカメラですが、フラッグシップ機ということで、信頼しております。

D3Sを使うのは、インタビューカット、ポートレートなどの、撮影にテンポが必要な場合、コンサート撮影など連写を多用する場合がメイン。バッファに余裕があるので、連続でシャッターを切っても止まることがなく、一瞬のシャッターチャンスを逃す確率が低くなります。

D3Sを持つと、気持ち的にも「よし、撮影するぞ」という感じでSwitchが入ります。

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D3Sで撮影。

まあ、画素数が1210万画素なので、高精細な写真が要求されるとちょっと辛い面もありますが、それ以外ではかなり幅広く使えるので、持っていくカメラに迷ったときは持ち出すことが多いカメラです。

「じゃあ、それ1台でいいじゃん」と思われるかもしれませんが、なんせでかくて重い。ちょっとした撮影などではヘビーすぎるので、お留守番ということもあります。

スタジオ撮影や物撮りなどは「D750」

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D3S導入前のメイン機が「D750」。D3Sと同じ35mmフルサイズのデジタル一眼レフです。

以前はほとんどこのカメラで何でも撮影していたのですが、バッファが少なく、7、8枚撮影すると書き込み待ちが生じてしまい、シャッターチャンスを逃しがちでした。

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D750で撮影。

最近出番が少なくなりましたが、じっくり撮影できる人物のスタジオ撮影物撮り風景写真建物の撮影などは、D750が出動します。画素数が2432万画素ということで、D3Sよりも高精細な画像が欲しいときにも使います。

このボディサイズでフルサイズというのは、かなりアドバンテージだと思っていますが、どうせならこのD750をD810に置き換えると、D3Sとの住み分けがさらにわかりやすくなるので、いつか買い換えようと思っています。

ちょっとしたロケなどは「D5300」

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最近稼働率が増えているのが「D5300」です。イベント撮影や、ロケで荷物を軽くしたいけれど、そこそこの画質も欲しいというときに出番となります。

使用するレンズは、ほとんど「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」のみ。一応物撮りが発生するかもしれないということも考慮し、シグマのマクロレンズ「MACRO 50mm F2.8 EX DG」と一緒に持ち出しています。

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D5300で撮影。

ほぼレンズつけっぱなしなので、もしかしたらこのカメラは高倍率ズーム搭載のネオ一眼(レンズ一体型の一眼レフタイプカメラ)にSwitchしてもいいかもしれません。ただ、画質的に気に入るものがないので、しばらくはD5300を使っていくことでしょう。

手軽さ重視の場合は「Cyber-shot RX100 Mark III」

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一番最近手に入れたカメラです。海外出張のお供に購入しました。

極限まで荷物を軽くしたいというとき、デジタル一眼レフほどのクオリティは不要だなというとき、このカメラを使います。コンパクトなのでカメラバッグにはいつも入れています。

センサーサイズが1インチのコンデジを所有するのは初めて(レビューなどで使ったことはある)ですが、必要十分な画質ですね。

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RX100 Mark IIIで撮影。

ほんとうは、スナップなどに使うのがいいのでしょうが、ちょっとしたインタビューカット物撮り状況写真などはこれで十分なときがほとんど。手軽に動画撮影ができるのも重宝しています。

僕は、コンデジは仕事用に買ったということはないのですが、これは完全に仕事で使えますね。

プライベートで持ち歩くのは「FUJIFUILM X20」

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特に何の目的もなく、どこかへ出かけるときに持っていくカメラは「FUJIFILM X20」です。

焦点距離が28-112mmと使いやすく、画質は富士フイルムらしいもので、僕好み。見た目もクラシカルでかっこいいので、持っているだけでテンションが上がります。

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X20で撮影。

ただし、バッテリーの持ちが悪かったり(200枚くらいでバッテリーがなくなる)、全体的に動作がもっさりしている(2013年のカメラなのでしょうがない)ので、仕事でバリバリ使おうという気は起きません。あくまでも趣味のカメラです。

X-T2X-T20ならば仕事でも使えるかもしれませんが、レンズをまた揃えなければいけないので、ちょっと今は難しいですね……。

カメラが複数台あるとSwitchが楽しい

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RX100 Mark IIIで撮影。

なんだかカメラがやけに増えてしまったのですが、現在はそれぞれに役目があるので、その時々でカメラをSwitchして使うのが僕のなかで当たり前になってきました。

理想的には、1台ですべての撮影に対応できればいいのですが、僕の腕ではそれは難しい感じ。できるだけ失敗しない写真を撮るための苦肉の策とも言えます。

僕はあまり新品とか新製品にこだわらないので、ほとんど中古で購入しています。自分の欲しい性能のものを、予算内で買おうとすると、必然的にそうなってしまうんですよね(ほんとうは新製品がいいんですが……)。

もっとお金が潤沢にあれば、複数メーカーのカメラとレンズを揃えて、それこそもっとカメラをSwitchして撮影したいのですが、今の僕ではこれが精一杯ですね。

でも、複数台のカメラをSwitchして使い分けるのは、意外と楽しいですよ。撮影に行く前に、カメラとレンズを吟味すると撮影意欲が増します。

高いカメラでなくてもいいと思います。個性の違うカメラを2、3台使い分けるだけで、ちょっと写真がうまくなった気分になれるかもしれません。

今持っているカメラに、もう1台追加してみてはどうですか?

photo: 三浦一紀

(三浦一紀)

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