「ダイソン V7」は、ハイエンドV8の機構を取り入れた、ウェルバランスなミドルレンジコードレス掃除機

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ライトウェイトなV6、ハイパワーなV8、ウェルバランスなV7。どれ選ぶ?

新たに発表されたダイソンのコードレス掃除機。名前は「Dyson V7」(ダイソン V7)です。昨年発売され、現在もハイエンドモデルである「Dyson V8」より小さいナンバーがついていますね。価格もスタンダードモデルの「Dyson V7 Fluffy」、カーペットの掃除に適したダイレクトドライブクリーナーヘッドがつく「Dyson V7 Animalpro」ともに6万5800円。(ダイソンにしては)価格を抑えてきました。

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ダイソンが4万9800円(当時価格)のコードレス掃除機DC35を発売して6年。ピンポイントの吸引力は高く、小さくて細かいゴミを残さず吸い取ることにおいてトップクラスの実力を示し、以後もDC45(5万9800円)、DC62(6万9800円)、DC74(Motorhead・7万4800円)、Dyson V6(Fluffy・8万4800円)、Dyson V8(Fluffy・7万6800円)とバージョンアップ。最新のダイソンが最良のダイソンといえる道を歩んできました。

さて、そんな中で発表された「Dyson V7」の実力は?

ギズモード・ジャパンのFacebookアカウントでの発表会ライブ配信

実のところ「Dyson V7」は、2015年に発売され現在も併売されているベーシックラインナップ、Dyson V6をベースにしたマイナーチェンジモデル。フロアーケア部門のグローバルカテゴリーディレクターであるジョン・チャーチル氏曰く、モーターは新開発のDDM(ダイソンデジタルモーター) V7を採用。

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Dyson V6で使われていたDDM V6の制御基盤を変更し、より効率が高くなるチューニングがなされているとのこと。Dyson V8に採用されたDDM V8もDDM V6ベースのモーターですが、電源周りやコンデンサの数も変更するなどしてパワーアップ(最大吸引力115AW)&エアフローを改善、冷却効果を高めました。DDM V7のパワーはDDM V6と同じ最大吸引力100AWなので、電源やモーター側の構造は同じなのでしょうね。

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結果として、「Dyson V7」はDyson V6と比較して通常モードの使用時間が約20分から約30分に延びました(強モード使用時はともに約6分)。またDyson V8が採用した吸音材各種を組み込み、静音性も向上させています。実際にDyson V6と「Dyson V7」の音を聞き比べると、高周波のノイズが大幅に低減しているのがわかります。Dyson V8に近いサウンドになりました。

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変わったのはモーター部分だけではありません。ヘッドの構造もゴミを根こそぎ排出できるクリアビン構造も、Dyson V8譲りです。使い勝手をハイエンドモデルと同じクオリティにまで磨き上げています。

「だったらDyson V8でいいんじゃないの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。この問いをジョンにぶつけてみると「Dyson V7のほうが軽いんだ。女性でも使えるようにね」。スペックを比べてみましょう。

Dyson V8 Fluffy 質量2.61kg 充電時間約5時間
Dyson V7 Fluffy 質量2.40kg 充電時間約3.5時間
Dyson V6 Fluffypro 質量2.34kg 充電時間約3.5時間

なるほど、モーターだけではなく他のハードウェアもDyson V6をベースにして、Dyson V8の快適性能を取り入れたのが「Dyson V7」というのが見えてきました。

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V7以前のラインナップを見ると、ローエンドのDyson V6 Slim(直販価格で5万1800円。Amazonだと3万3760円 ※いずれも執筆時点の価格。以下同)と、ハイエンドのDyson V8 Absolute Extra(直販価格で9万6800円、Amazonで7万6374円)の中間を埋めるモデルがなかったことに気がつきます。以前はダイソン=高い、という声も聞こえてきましたが、この1~2年で掃除機市場も変わりました。他のメーカーからも実勢価格で7~8万円のモデルが登場しました。

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高級掃除機という市場が確立した現在。ボトムを狙う軽量でリーズナブルなDyson V6、ハイパワーなDyson V8に加え、両者の良いところをまとめ上げた「Dyson V7」で、ダイソンはさらにユーザーとファンを増やしていくつもりなのでしょうね。必要な機能をストレートに具現化するというジェームズ・ダイソンの理念に基づいた、良質なコードレス掃除機に仕上がっていると見ましたよ。

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image: 武者良太
source: ダイソン

(武者良太)

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