リサイクルはここまで来た! 空ボトルでなんだって作れる設計図を考えてくれるソフトウェア

リサイクルはここまで来た! 空ボトルでなんだって作れる設計図を考えてくれるソフトウェア
image: HassoPlattnerInstitute HCI / YouTube

ソーダボトルの無限の可能性。

「削減(Reduce)」「再利用(Re-use)」「リサイクル(Recycle)」。これらは私たち人間が地球の資源の無駄遣いを無くすために、今やあちこちで言われているキーワードですよね。でも皆さん、そろそろ言うだけでなく、私たち自身が行動に移すときだと思いませんか。例えば、空のソーダボトルをリサイクルに回すのではなく、自分で何か別の物に作り変えてみるとか。そうですね、例えば…私がドイツのHasso Plattner Instituteの科学者だったらこういうと思います。「椅子とかボート、屋外用のシェルターなんかいいんじゃない?」って。

しかしながら、ちょっと変わった形の物をソーダボトルで作るとなると、木材やレンガなんかを使うのと同じようにはなかなかいかないものです。プラスチックのおもちゃひとつを作るにも苦労するでしょう。ましてやボートなんか作ろうもんなら、テープでつなぎ合わせたソーダボトル船で出航するわけですから、当然、道は困難を極めます…。そこで、Hasso Plattner Instituteの研究者たちがソーダボトルを本当の意味で「ちゃんと使える」製品に作り変えるために開発したのが、TrussFabというソフト。これなんと、ソーダボトルをポップな構造物に作り変えるための3D模型やデザインを自動で作ってくれるんです。

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さらにこのTrussFabは、現実に何か物を作り上げるときに何個の空のソーダボトルが必要かを計算してくれるだけでなく、完成品が受けるであろう負荷や積載量まで計算することまで可能。例えば、この緻密な設計と強度を考えたデザインで作られたソーダボトルチェアは、実際に180ポンド(約81.6kg)の重さの人間が座っても支えることができます。

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そして、テープや接着剤の代わりにTrussFabが作るのは、プラスチックのコネクター。デスクトップ3Dプリンターで十分作成可能なほど小さいコネクターを使って、ソーダボトルをつなげていくんです。それぞれのコネクターには個別の識別子が振られているため、部品の取り扱いも簡単。実際にボトルを繋げるときは、回すか押し込むかすればコネクターに取り付けられるようになっているのでこれまた簡単です。また、2つのボトルをそこの部分につなげなければならない場面では、単純なネジもしくはボルトで固定します。

TrussFabはまだ試作の段階で、これから一般販売されるかどうかについてはまだ言及されていません。でもこのソフトウェアがあれば、夢のソーダボトルハウスのデザイン・建設だって夢じゃありませんね! ただ、必要な空のボトルを集めるのがかなり大変そうではありますが…。

video: HassoPlattnerInstitute HCI / YouTube

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source: Hasso Plattner Institute

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(hana)

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