NASAが公開、火星探査機キュリオシティの小さな小さな背中

NASAが公開、火星探査機キュリオシティの小さな小さな背中
Image: NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona

胸に迫るけなげさ。

上の画像の真ん中、かすかに青いような、紫のような、点があるのが見えるでしょうか? これはNASAの火星探査機キュリオシティが、「シャープ山」と呼ばれる5,500mほどの山をのぼっているところです。火星に着陸してもうすぐ5年になるキュリオシティですが、これほどけなげに見えたことはなかった気がします。

この画像は2017年6月5日、火星の周回軌道を回るマーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)が撮影したものです。このときのキュリオシティは赤鉄鉱が露出する「Vera Rubin Ridge」というエリアを調査すべく、向かっているところだそうです。ちなみにこの日にキュリオシティが見たものは、我々もNASAのMars Science Laboratoryで見ることができます。キュリオシティ・ミッションでは、火星上に生命体が生存しうる環境があったのかどうかを引き続き追いかけていきます。

NASAが公開、火星探査機キュリオシティの小さな小さな背中2
Image: NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona

こちらは上の画像のキュリオシティにズームインしたところ、なんだか光る昆虫みたいに見えます。キュリオシティってこんなに青いんだっけ…?と思われるかもしれませんが、それもそのはず、この画像ではキュリオシティを目立たせるために色のコントラストをあえて強調しているそうです。

火星の上空からでもコントラスト付けなきゃ見えないくらい小さな体で、しかも老化と戦いながら、未知の世界でひとりがんばっているキュリオシティ。EarthSkyによれば、今月の火星は沈む夕日のあたりにいるみたいなので、その方向に「がんばってね」とエールを送りたいです!

キュリオシティの次のミッションは「火星の生命」の過去と未来

Image: NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona
Source: NASA, EarthSky

George Dvorsky - Gizmodo US[原文
(福田ミホ)

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