生体認証で犯人を追い袋小路でドローンを放つ無人パトカー、年内ドバイで稼働

生体認証で犯人を追い袋小路でドローンを放つ無人パトカー、年内ドバイで稼働
Image: Otsaw

ブガッティ、ベントレー、フェラーリの華麗なるドバイパトカー連隊にいよいよロボットが加わります!

2030年までに警察の25%ロボ化を目指すドバイ市警が春のロボコップ導入に続き、生体認証で容疑者を検出する無人パトカーを年内に導入する計画を明らかにしました。犯人が逃げると車の後ろがウィーンと開いて、そこからドローンが飛び立つ未来仕様です。電池が切れそうになると自分でさっさと充電ステーションに戻って充電します。

開発したのはシンガポールのスタートアップ「OTSAW Digital」で、正式名称は「O-R3」(R2-D2にインスパイアされたネーミング)。屋内版もあり、そちらは身長150cmの3輪くんです。

屋外版はおもちゃの車ぐらいの大きさですが、中にはカメラが4台搭載されており、水平360度、垂直50度の範囲の偵察が可能なのだとか。不法侵入や、怪しげな置き去り荷物を検出すると本部に出動要請し、犯人を追跡します。

気になるのは生体認証のところですが、情報元のGulf Newsにはこうあるだけです。

「自動運転車は生体認証ソフトウェア搭載で、指名手配犯、違法行為の容疑者や現行犯をスキャンする」

なんだかもう『Person of Interest』な未来ですねえ。 Otsaw Digitalのイメージ動画でどうぞ。

Video: Otsaw Digital/YouTube

ドローンは100m先までしか追えないようですが、ドバイ警察署長は「陸空タッグの偵察システムだ」と意気軒高ですよ。水に逃げたら水陸両用クアッドスキー部隊やらジェットパック消防士が出動できますし、空飛ぶジェットコップもいますしね。逃げ場なしですね。

ちなみに先月導入のロボコップ(通行人を1.5m先から見て喜怒哀楽を判断できる凄腕)には、アラブ首長国連邦の英字メディアKhaleej Timesが単独インタビューを果たしていますので、そちらの動画もどうぞ。

Video: Khaleej Times/YouTube

アラビックで話しかけるとアラビックで答え、英語で話しかけると英語で答えてますね(すこしダミ声になる)。交通違反の罰金の支払い方法がわからない通行人に助言を与えたり、ショッピングモールで事件が起こった時には「SOS」ボタンを押すと捜査本部に出動要請が行くそうです。電話で通報できると思うんですが、モール勤務者はロボの「SOS」ボタンを押せるのだ、と説明していますよ。

Image: Otsaw
Source: Otsaw, Gulf News via The Verge, YouTube 1, 2

(satomi)

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