「湖でオオメジロザメ捕獲」はデマ。フェイクニュースに公式機関が声明

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「湖でオオメジロザメ捕獲」はデマ。フェイクニュースに公式機関が声明
Image: Albert Kok/Wikimedia Commons

「嘘は嘘であると見抜ける人でないと使うのが難しい」(西村博之

インターネットには、常にフェイクニュースが氾濫しています。今や誰もがSNSを使い、一個人が発信した嘘か誠かわからない情報が一気に拡散する時代。情報の発信元を慎重に精査する必要があります。Google(グーグル)はデマの拡散を防ぐためのファクトチェック機能を搭載して対応もしています。しかしそれでもキャッチーな話題はついつい何も考えないでシェアやリツイートをしてしまうもの。今アメリカでは、ある嘘情報が拡散し、わざわざ政府が公式見解を出すという事態に陥っているようです。

それが「ケンタッキー州のケンタッキー湖でオオメジロザメが見つかった」というもの。SNSを介して一気に広まったこの嘘情報を訂正するため、ケンタッキー州の魚類野生生物管理局がFacebookで、公式に情報が嘘であると発表する事態に発展しました。こちらがその投稿です。

残念なことにソーシャルメディアサイトにて「ケンタッキー湖でオオメジロザメが捕獲された」という嘘情報が出回っています。多くのサイトはユーザー発信型のエンターテインメントサイトです

情報がデマであることを強調しています。

公式機関がネットの戯言に対して公式見解を発表しなければならなくなった、というのは残念です。問題のフェイクニュースの元になったBreakingNews365.netの一部を読めば、すぐに幼稚な記事であるとわかるはずです。

現場に調査に来た魚類野生生物管理局の職員を「殺し屋」と記述したり、「魚類野生生物管理局の職員たちは(発見されたサメが産んだ)子ザメたちがいるかどうか、またサメたちが口紅をしているかどうか確かめるためスクランブル発進している」などと書かれています。「口紅をしたサメ」? 意味がわかりません。支離滅裂なんです。それでも何千人もの人々は、元記事を確認することなく自らのSNSで嘘のニュースを拡散していくのです。

「湖でオオメジロザメ捕獲」はデマ。フェイクニュースに公式機関が声明2
Image: Ryan F. Mandelbaum/Gizmodo, William Eburn/Wikimedia Commons

情報を自身のSNSで拡散する際は、その元情報が信用できるかどうか確認する癖をつけたいですね。

Image: Wikimedia Commons 1, 2
Source: The Lexington Herald Leader, Facebook, BreakingNews365.net, Wikipedia, YouTube

Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文
(Shun)

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