映画『猿の惑星:聖戦記』のメイキング映像。感情を揺さぶる猿はこうして生まれる

映画『猿の惑星:聖戦記』のメイキング映像。感情を揺さぶる猿はこうして生まれる 1
Image: (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

猿と人間の生存をかけた戦いを描く、リブート版『猿の惑星』シリーズの最終章『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。

猿たちを守るために戦うことを決心し、人間との全面戦争に向かう主人公シーザーを演じているのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムなどのモーションアクターとしても知られる俳優、アンディ・サーキスです。

彼は単純にシーザーの動きをしているのではなく、複雑な過去と心情を持ち、猿のリーダーとしての重大な責任を負ったシーザーを、心から理解した上で演技をしています

今回は、そんなアンディ・サーキスに焦点を当てたメイキング動画をご紹介します。

Video: 20th Century Fox/YouTube

動画は20th Century Foxより

俳優の演技をモーション・キャプチャーで撮影し、それをフォトリアルな猿に当てこんでいくというのは、これまでにも行われてきたやり方ですが、過去の2作品と比べると、猿らしさと人間らしさのバランスの良さが磨かれ、より感情移入できる「エイプ」が完成しているように思います。

VFXを担当したのはハイクオリティーな仕事で定評のある、ニュージーランドのWeta Digital。アンディ・サーキスの渾身の演技とWETAの高いデジタル技術が合致することで、観客に「」を届けられると、シリーズ全作品を手がけるマット・リーヴス監督は自信満々に語っています。

VFX満載の本シリーズですが、過去の作品と同様、本作でも代表的なショットはセットで撮影されているようです。こういった工夫がリアリズムを持たせているのでしょう。

種の存続をかけてぶつかりあわなくてはならない猿と人間。単なる殺し合いではなく、そこに至るまでの心の葛藤が重要であるからこそ、今まで以上に体全体で心情を表現することに力を入れているのでしょう。人間側にも猿側にも感情移入してボロ泣きしそうです。

WETAと製作陣の本気が感じられる映像に期待が高まる『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日(金)全国ロードショー。
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Image: (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
Source: YouTube
Reference: YouTube

中川真知子

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