手離してる! Uberの自動運転トラック、進化を続けているようです

手離してる! Uberの自動運転トラック、進化を続けているようです
Image: Uber Advanced Technologies Group/YouTube

くるくるセンサーがアップグレード。

社長の辞任など悪いニュースばかりが目立つ最近のUber(ウーバー)ですが、ここに来てワクワクさせてくれるニュースを届けてくれました。Uber ATG(アドバンスド・テクノロジーズ・グループ)のグループ下で開発されている自動運転トラックの最新の姿が公開されたんです。

Video: Uber Advanced Technologies Group/YouTube

Uberの自動運転トラックはそもそもサンフランシスコの自動運転トラック・スタートアップであるOttoを買収したのが始まりでした。買収額は6億8000万ドル(約767億円)だったのではないかというBloombergによる予測も業界を驚かせましたが、その後システム・デザインの盗用を巡ってGoogleの自動運転車プロジェクトWaymoに訴えられ、そしてOttoという社名に関してもカナダのOtto Motorsという企業に訴えられ、とこれまた良くないニュースが続いていました。

新しく公開されたトラックのデザインからはやはりOttoの名前は完全に取り下げられており、目立つのはトップに付けられたくるくると回っているセンサーです(動画0:35で登場)。ATGトラックのプロダクト・マネージャーであるAlden Woodrow氏は、TechCrunchの取材に対して、この64チャンネルLiDARレーザーセンサーによってさらに自動運転システムが改善されていると答えています。

Uber ATG 自動運転トラック 1
Screenshot: 塚本 紺 via Uber Advanced Technologies Group/YouTube

しかしこれだけ大きな車を自動運転できるというのが未だに信じられないですが…考えてみると人間の目よりも多くの場所を見られているわけだから理にかなってはいるわけですよね。うーん、車庫から出てくる姿を見るだけで運転が苦手な私としては「一生運転したくない車だな」と思ってしまいます。

なお、高速道路に乗るまでは人間のドライバーによる運転が必要。高速道路に乗って「エンゲージ」のボタンを押すと自動運転の開始です。

Uber ATG 自動運転トラック 2
Screenshot: 塚本 紺 via Uber Advanced Technologies Group/YouTube

おおー手を離してますね。動画では交通量の多い道路も、狭そうな高架下も走っております。

最近の陸運局とカリフォルニア高速道路パトロールによるテストによると、Uberの自動運転トラックの自動運転レベルは「2」であったとThe Vergeは報道しています。これは手足をハンドルやペダルから離しても良いが、走行状態に常に注意を払い、いつでも瞬時に手動運転を開始できる状態でないといけないという自動運転のレベルに区分けされます。

運転から一時的に目を離しても良いとされる次のレベル、「3」に移るのは時間の問題でしょうか。楽しみですね。

Image: YouTube, 塚本 紺 via YouTube
Source: YouTube, TechCrunch, The Verge
Reference: Reuters, Bloomberg, Jalopnik, Ars Technica

(塚本 紺)

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