元気がなくても世界のソニー、「メーカーらしい」大きなこと言いますね。
いやすごい。何人かの記者と一緒に夕食をとっていたスタン・グラスゴー、これからのソニーの戦略を話してくれました。
2010年までに、すべてのソニー製品(何千とある各モデルも含めて)の90%をネット接続可能にすると。
ひとつのデバイスでもコンテンツが取得できるし、複数のデバイス間でも同じようにコンテンツやり取りできるというのが重要ですよね。
自動的にネットにつながるようにするか、あるいはボタンをクリックすればいいだけ、というようにするのが目標だと、グラスゴーさん言ってましたね。
VAIOは戦略の中心。
でもグラスゴーさん、このソニーの目標を達成するには、新たにソフトウェアが必要だと。もちろん、他メーカーとの差別化を明確にするためにも。そのソフト、できれば、機能満載で太りすぎたVAIOに入っているソフトではないもので、とおっしゃってます。
ボクはソニーのソフトウェア技術力は高いとは思っていないけど、最近はよくなったのかな。でもそれ以上に、ソニーのホスティングサービスのレベルが心配なんですよね。Xbox Live とプレイステーションストアの質の違いのように。
という僕の気がかりな点をよそに、グラスゴーさん、横断的な製品開発とソフトウェア開発の関わりと今後の改善点についても話をしてくれました。
ハワード・スティンガー会長が以前話していたように、開発段階で各部署が断絶するような状況はなくし、ソフトウェア開発はプロダクトサイクルの最初の段階から開始、UIの統一性や共通のカーネルを実装できるように担当デザイナーをつける等して製品間の接続性の実現を目指しているとのことです。またいろいろな部署との間のリエゾンになるようなグループもあるんだそうです。
彼が語ったネットワーキング戦略、次世代の製品から実装されると期待したいところなんですけどね。だって今のソニー戦略はイケてないし。
たとえば、この秋、DVD発売に先駆けて、BRAVIAのインターネットストリーミングシステム向けに配信される予定の映画『Hancock』。映画批評は最悪だし、なんといっても299ドル! こういうのをもっとなんとかしてほしいですよね。
コンテンツストリーミングに関して言えば、すべてのBRAVIAテレビに、グラスゴーさんが言っているようなハードが実装されるまでは、ソニーのネットビデオ戦略がうまくいくとはとても思えませんねぇ。
コネクティビティといえば、グラスゴーさん、ワイヤレス接続可能なE-bookリーダーを開発しているとも言ってました。
夕食の終わりのほうに、僕質問してみました。
ソニー製品はどうしてこうも数が多くて、どうして混乱するようなネーミングをするんです? と。
彼も同じようにそれが課題だと認識してると回答してましたが、多くのSKUを抱えるとあるモデルのデザインから製造までをトラックすることを含めていろいろな問題があるともおっしゃってました。
またネーミングに関しては、社内と外向きの名前を別にすることはできるが、アイコニックな名前にするとサブモデルが埋もれてしまうことが問題なんだとか。
僕らユーザーがソニーを買おうとするときに、あのネーミングでかなり混乱するから、あんなに多くのモデルを出さなないでほしいとひそかに思いましたけどね。
Brian Lam (原文/訳 mica)
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