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大阪府大が完全人工光で安全・低コストな植物工場研究センターを開設

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以前、ギズで机の上で植物を育てることができるミニプランターを紹介しましたが、あちらが小規模な家庭用というのであれば、こちらは本格的な業務用というところでしょうか。
大阪府立大学が室内で光や温度、水やりなどを自動で制御し、野菜を人工栽培するための技術を研究する「植物工場研究センター」を開設したそうです。同研究センターは、鉄筋コンクリート2階建の総床面積は、2000平方メートルで、完全人工光型では国内最大の次世代先進研究開発拠点になるそうです。

太陽光を使わない完全人工光型の植物工場の特徴としては、以下の6点が挙げられるようです。

生育が早い
例)レタス 露地栽培が55〜90日に対して、39日で収穫できる

栽培環境を選ばない
完全人工光であれば、寒冷地や砂漠でも可能。

面積効率がよい
例) レタス 単位面積当たりの栽培株数は、露地栽培の10倍。

安全である
無農薬栽培ができる
衛生管理された生産工程を作ることで、低細菌で洗わないでも食べられる

品質が高い
鮮度がいい、栄養価が高い、色や食感がいい
下葉まで使えるので歩留まりがよい

安定生産できる
天候や環境に左右されないので、安定供給できる
安定供給できるので、価格も一定保てる

こうやって並べるといいことばかりのようですが、工場で生産するので電気代が非常に高いコストに見合った野菜ができていないなど、まだまだ課題が山積しているのが現状のようです。

そういった課題や現状の問題点を解決するために行われる同研究センターの研究内容を簡単にまとめてみると以下の3点になるようです。

生産コストの30%削減を目指した実証研究
 対象: ハーブ、アイスプラント、レタス、コケ(緑化植物)

高付加価値植物栽培の研究
 対象: インド原産のアシュワガンダ、高麗人参、結球レタスなど

植物工場技術革新の研究
 植物工場用に最適な空調など各種デバイスの研究など

生産コストの30%削減というところは、今後、完全人工光型の植物工場で採れる野菜が当たり前の世の中になるかどうかを決める重要なポイントになるのかも知れませんよ。

ちなみに、同研究センターで作られる実証栽培野菜の第1号ユーザーは日本サブウェイだそうで、同大学の中百舌鳥キャンパス内に「サブウェイ野菜ラボ大阪府立大学店」をオープンしているそうです。植物工場で採れたてのレタスが使われるそうなので、同じメニューでも他のサブウェイよりもおいしい! みたいなこともあるかも知れませんね。


植物工場の特徴とは? [大阪府立大学]

植物工場研究センター概要[大阪府立大学]

植物工場研究センター[大阪府立大学]

(KENTA)

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