アップルとバイアグラの共通点

アップルとバイアグラ...。この最も接点なさそうな2大ブランドに実は共通点があるって知ってる?
それはズバリ、「The New Yorker」のエヴァン・オズノス(Evan Osnos)中国特派員が「国際製造現場のSEAL Team 6」と呼ぶ超強面の警備スタッフ!
アップルが2008年3月に海外警備を新設した際、大手製薬会社ファイザーから抜擢したのがジョン・セリアウルツ氏とドン・シュルハン氏という、ともに偽バイアグラ潰しの補佐業務を5年担当したエリートだったんですね。
製造現場の一斉ガサ入れ&偽バイアグラ大量押収で名をあげたふたりはアップル転職後も、偽iPodや偽iPhone相手に同じ仕事をしてるってわけです、はい。
ウィキリークスが8月末ウェブに公開した米公電の中に、このシュルハン氏に北京のアメリカ大使館が取材してまとめたものがあり、こうしたアップル警備スタッフの出入りとゲシュタポ任務の興味深い内情が明らかになったのですよ。
シュルハン氏はアップルの機動力にも驚いた。「下請けの内部統制」と独立監査は「充分徹底」しており、作業員が空き時間に偽造品を作ることができないようになっている。また、「製品1台1台の行く先を固有の連番で追跡するアップルのシステムはかなり効果的で、ファイザーより洗練されている」と大使館は記している。さらに自社ビジネスに対する真の脅威に直面していると判断した場合、アップルには「シュルハン氏が下請け契約した捜査員のチームに招集をかけ、ラボなどのツールを動員して正確に偽造品の出元を割り出す作業に着手する」用意もある。ラボではバッテリーなど個別の部品ごとにフォレンジックアナリシス(法医学的分析)を行うことが可能なので、その種の部品を大量生産できるメーカー特定の手がかりにもなる」
シュルハン氏の話によれば、氏のチームで「捜査は95%行い」、それをまとめた調書を中国捜査当局に渡し、「捜査の手柄は100%そちら地元警察のものということにする」そうだ。
95%...すごいな...。
アップル警備と言えば本家アメリカではiPhone 5試作機の捜査で懲りたのか、1日(米時間)には未発売製品の安全に目を光らせる「新製品セキュリティ管理マネジャー」2名の求人を出しましたよね。
ティム・クックが見てますよ、見てます...。
[Cablegate Search via New Yorker]
ADRIAN COVERT(原文/satomi)
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