Lionを非対応Intel Macで動かす方法(10.7.2編)

7月下旬頃に10.7.0でやり方を紹介しましたが、先日リリースされたiCloud対応の10.7.2アップデートを実行すると、起動しなくなってしまうことが分かりました。復旧方法をまとめておきますよ。なお、新規で挑戦したい人は、前回の記事を参考にして下さいね。
前回の記事の中では、非対応Intel Mac一式を対応させるやり方でしたが、まずは自分のMacのみを復旧させる方法でいきます。なので、Mac-F42XXXC8のXXXの文字列が重要になります。以下のリストから自分のMacがどれに当たるのかを確認してください。
iMac4,1 iMac(Early 2006)・・・Mac-F42786C8
iMac4,2 iMac(Mid 2006)・・・Mac-F4218EC8
Macmini1,1 Mac Mini(Early 2006)・・・Mac-F4208EC8
MacBook1,1 MacBook(Early 2006)・・・Mac-F4208CC8
MacBookPro1,1 MacBook Pro(不明)・・・Mac-F425BEC8
MacBookPro1,2 MacBook Pro(Early 2006)・・・Mac-F4208EC8
復旧方法は以下になります。
1) Snow LeopardなどのインストールDVDを利用して起動します。
2) 使用する言語を選択する画面で「主に日本語を使用する」を選択し、Mac OSX インストールが起動しますが「続ける」を選択せずに、「ユーティリティ」から「ターミナル...」を選択してください。
3) ターミナルが起動すれば、内蔵HDDにアクセスできるようになります。以下のコマンドを実行してください。
# cd /Volumes/"(ディスク名)"/System/Library/CoreServices/
# cp PlatformSupport.plist PlatformSupport.plist.orig
# sed s/Mac-F2268DC8/Mac-[あなたのMacの該当番号]/g PlatformSupport.plist > PlatformSupport.plist.new
# cp PlatformSupport.plist.new PlatformSupport.plist
※Mac OS XインストールDVDは使用できるコマンドが限られているため、vi等での編集は不可でした。
4) 設定ファイルの書き換えが完了したので、再起動しましょう。先程のターミナルからだと以下のコマンドで、再起動できます。
# reboot
5) 内蔵HDDのLionから起動するようになったら、前回と同じ設定に戻します。先ほどコピーしたオリジナルのファイルをviなどで編集します。
# cd /Volumes/"(ディスク名)"/System/Library/CoreServices/
# cp PlatformSupport.plist.orig PlatformSupport.plist
# vi PlatformSupport.plist
6) 最後にリカバリパーティションからも起動できるようにしておきます。
# mkdir /Volumes/RECOVERY
# df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on
/dev/disk0s2 59Gi 37Gi 21Gi 64% /
devfs 123Ki 123Ki 0Bi 100% /dev
map -hosts 0Bi 0Bi 0Bi 100% /net
map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% /home
# mount -t hfs /dev/disk0s3 /Volumes/RECOVERY/
# cp /Volumes/"(ディスク名)"/System/Library/CoreServices/PlatformSupport.plist
/Volumes/RECOVERY/com.apple.recovery.boot/PlatformSupport.plist
# umount /Volumes/RECOVERY/
# rm -fr /Volumes/RECOVERY/
以上で、終了です。
これで僕のMac mini(Early 2006)も、まだまだ現役で頑張れそうです。

Snow Leopardに比べるとあまり評判がヨロシクナイLionですが、今のところiCloudをフルに活用できる唯一のMac OS X(Snow Leopardも10.6.9で対応予定だそうですが、機能が制限される等の噂もあるようです...)なので、iOS 5のiPhoneやiPadなどをお使いの方はそろそろLionへのアップグレードも検討してみてはいかがでしょうか。個人的にはスリープ機能を使わなくても、シャットダウン前に起動していたアプリケーションの状態を(ある程度)次回起動時に復元してくれる機能はちょっと気に入っていたりします。
(KENTA)
※ご指摘ありがとうございます。記事内容の一部を修正しました。
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