遺伝子操作でマッチョな体になっちゃう!?
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重ね着の季節、ボディーラインが油断する季節ですよね。
もしも、そんなに苦労しなくても筋肉が大きくなってマッチョな体になれたらなぁ~なんて、一度は思ったことありますよね? そんな願いが、もしかしたら叶う日がくるかもしれません。
今、スイスの研究所では、恐ろしいぐらいマッチョなネズミと、線虫類が元気に走り回っています。この研究所で科学者達はよりタフで、早くて強くなるために遺伝子操作を施した生き物を飼っているんです。そして11月10日に出版されたissue of Cellで、科学者達はどうやって激しく格闘する生き物を作り出したかを発表しました。
スイスのEcole Polytechnique Federale de Lausanneに勤務する研究者とカルフォルニアのSalk Instituteは、通常なら筋肉の強化を抑制する「NCoR1」という遺伝子を操作しました。NCoR1の働きを抑制することによって、筋肉組織がはるかに効果的に大きくなり、より早くより長く走る事ができるネズミを作り出す事に成功したんです。どのぐらい長く走っていられるかというと、通常のネズミの2倍の距離を走れるぐらい。予想外にも耐寒性も良い方向に改善したようです。
また、この遺伝子操作されたネズミの筋肉組織中の細胞は、より多くのミトコンドリアを含んでいるため、通常の筋肉と比べ、より多くのパワーを細胞に送り込む事ができるようになり、タフで強いマイティー・マウスが登場したワケです。
体をマッチョにしたい人もだけど、マラソンやスポーツの選手にも魅力的な結果かも!? ただ、今のところはネズミや虫が被験者になっているだけだし、人間の遺伝子をそんな風に操作することはできません。なので、研究者達は同じような影響を体にあたえる薬がないか? 探しているそうでうす。もし、これが実現しても、体が巨大化したり皮膚が緑色のハルクみたいになっちゃう副作用が無いことを願うのみです...。
[Cell]
Image: Shutterstock/Emilia Stasiak
-Kristen Philipkoski(原文/junjun )
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