スタンフォード大がドーンと4万回充電できる電池正極材を開発!

ガジェット一番の悩みはバッテリ。再充電可能電池も最初は長持ちするけど、1年も使う(400回充電する)とガタがきます。そこで米スタンフォード大が開発したのが、4万回の充電サイクルに耐えられる新しい電池正極材です。
これならなんと普通のリチウムイオン電池のざっと100倍、10年から30年も使える電池が作れるんですってよ。長持ちの秘密は素材のヘキサシアノ鉄酸銅(copper hexacyanoferrate)にあります。
この素材の原子構造は、電荷担体イオンの電極の出入りがしやすく電極を傷めないので、リチウムイオン電池より格段に劣化のスピードが遅いのです。イオンの移動がスムーズだから充放電が高速で尚且つ何年ももつ、というわけ。すごいなー!
ただ問題は、高電圧の陰極(カソード)にはものすごく低電圧の陽極(アノード)が要るのだけど、負極材の開発はまだなこと。商用に耐える密封した電池のかたちにはなっていません。それがチームの次なる課題...早く実現するといいですね...というか、リチウムイオン電池大国・日本もウカウカしてられないですね!
[Nature Communications via eWeek Europe via Slashdot(日本版); Image: Jami3.org]関連:スタンフォード大、サイクル寿命が極めて長い高出力二次電池正極材を開発。自然エネルギー用の大規模蓄電システム向け
JAMIE CONDLIFFE(原文/satomi)
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