これはもうビジネスマンだけのものじゃない。洗練されたモバイルノート「Let'snote SX プレミアムエディション 」をフェティッシュに鑑賞してみた

性能は言うことなし。でもともすれば無骨、という印象のあったLet'snoteがエレガントに生まれ変わりました。
日本のモバイルPCを牽引してきたLet'snoteに「SX」という最新モデルが仲間入りです。ビジネスシーンでもがしがし使えるぜ! と絶大な人気を誇ったLet'snote R1から10年という時を経て誕生したイヤーモデル。そりゃあいいモノに決まってます。
実際にお貸出しいただいた、SX プレミアムエディションをいじってみると、実に染みいるようないいノートPC。パッと見のルックスは従来のLet'snoteのテイストを受け継いでいますが、細部を見るとグっとくるポイントだらけ。事務系制服女子のすばらしさと言えばわかってもらえるでしょうか。
では、基本スペックから確認して行きましょう。
OS:Windows 7 Professional64ビット正規版
CPU:インテル(R) Core(TM) i7-2640M vPro(TM) プロセッサー 2.80GHz
ストレージ:SSD256GB
メモリー:標準8GB(最大16GB)
ディスプレイ:12.1型ワイド/1600×900ピクセル
薄さ:25.4mm
質量:バッテリーパック(S)選択時、約1.12kg
バッテリーパック(L)選択時、約1.33kg
駆動時間:バッテリーパック(S)選択時、約8時間
バッテリーパック(L)選択時、約16時間
このスペックは、さすがLet'snote。数字を読みこむほどにゴクリと喉をうならせるだけのものがあります。中でも特筆すべきは薄さ。Sシリーズと比べると36.6mm→25.4mmと大幅に薄くなり、これならカバンやPCケースからもスッと取り出せます。
まずは外観からなめ回すように...
今回、2011年秋冬モデルのLet'snote S10にもご登場願いました。比べてみると、いやー、薄いですね。全部の部位がソリッドになってます。角々しいデザインだからそう見えないかもしれませんが、手で抱えてみると別物でした。
大きな差としてボンネットの形状が上げられるでしょう。従来はボンネットの段差で強度を確保していたためある程度の厚みが必要でした。SXは厚みを抑えた上で内部の段差部分を補強して耐加圧強度を確保しています。
アルミからポリカーボネートへと素材を変えて軽量化しつつも、強度は従来のままだったリモワのスーツケースに通じる部分がありますね。
DVDドライブ部にも一工夫。従来は薄くするには直付け、という考え方だったのでしょう。キーボードカバー部とドライブステー部が一体となったパーツを使っていましたが、SXはあえてドライブを別体化。その上でカバー部をマグネシウムで作ることで剛性アップに貢獻しています。
長時間、ハイスペックなCore(TM)i7をフル活動させるためには冷却系も重要です。放熱ファンを薄型大口径化(縦35×横35×高さ14mm→縦48×横48×高さ10mm)して、アルミダイカストで成型した排気をうながす受熱版には小口径のフィンを多数設置。効率よく熱を排出できるような仕組みとなっています。流速も上がっているのではないでしょうか。そういえば昔の車にはNASAダクトがついてましたね。
SXはどーんとカラバリも増えています。シルバーダイヤモンド、ジェットブラック、プロミネンスレッド、ライトニングオレンジ、スターダストブラック、マリアナブルーの6色展開。以下の写真ギャラリーからどうぞ。
※スターダストブラック、マリアナブルーはプレミアムエディション限定色
また、今回からの試みとして工具不要で付け替え可能な天板カバーが初登場しました。ブルースピードライン、ホワイトペリシア、レッドツウィルの3つで展開されます。
※天板カバーは2月上旬よりMy Let's倶楽部にて予約開始
これだけのカラーから選べるって、すごい。パナソニックがSXにかける本気具合が伺えるってもんです。
細部へのこだわりもじっくりと...
上の画像を見れば一目瞭然。薄型モバイルPCで重要なポイントをSXはきちーんと押さえています。それは液晶パネル部のヒンジ。筆圧ならぬキー圧が高めの人でも画面は揺れずにびしっと収まったまま。コストダウンばかりに気をかけたモデルだと、このヒンジ部のデキがほんとアレでしてね...。
LANポート、HDMIポートなどもフルサイズです。すばらしい。開発の方はわかっておられます。要変換ケーブルの小型ポートって、結局面倒で使わなくなっちゃうんですよね。
ライターという目線においてはキーボードの出来にも惚れました。リーフ型キーボードと名付けられたこのキーボードは左上・右下の角を丸くして指の引っかかりをなくし、さらにファンクションキーは押しやすいように奥側を持ち上げた形状になっています。キーストロークも2mmと、「押した!」と体感できるなかなかの充実感が。

右手だけでファンクション操作がしやすいように、右手親指の位置にFnキーを配置しているのもポイントですね。ユーザーを切り替えることが多い人にとっては、片手でCtrl+Alt+Delができるレイアウトは嬉しいはず。
周辺機器類もこれまで以上の出来...
そうそう、前述してしまいましたが、SXはDVDドライブも内蔵しています。USBメモリやクラウド全盛の時代ですが、それでもCD-R・DVD-Rでデータが届くこともありますよね。情報流出を懸念してパソコンのUSBポートを無効化している企業にお邪魔したときも役立ちます。
バッテリーはバッテリーパック(S)(4セル)とバッテリーパック(L)(8セル)より選択可能。持ち運びやすさを重視するならバッテリーパック(S)、スタミナを重視するならバッテリーパック(L)、といった感じで選ぶと幸せになれるはず。ちなみに、バッテリーパック(L)をつけても薄さはかわりませんし、モニタ部も180度開きます。
ACアダプターも2種類装備。1つは通常のACアダプター(約0.2kg)で、S10のものと比べて9割サイズに。もう1つは約0.11kgのミニACアダプター。壁コンセントに直接つけられる専用ウォールマウントもついているので、ケーブルがからまる心配もありません。
カフェでお茶しながら作業するには、荷物ができるだけ軽くなったほうがいいのですから。ミニACアダプターの必要意義はめちゃくちゃ高いでしょう。
そしてスマホ連携まで...
さらに、今回の新モデルのお目見えとともに、スマホ連携機能を新提案。オフィスソフトやPDFなどのファイルを無線LAN経由でスマホにコピーしておいて屋外から閲覧したり、スマホでLet'snoteにログオンして操作したりといったことが可能になっています。しかも、電源OFF時でもスマホ充電ができます(電流容量も500ミリアンペアから最大1500ミリアンペアへ!)。
ちなみにスマホ連携の対応は、パナソニック製スマートフォン2012年春モデルの一部機種からとのこと。また、スマホ連携用のユーティリティは2月下旬よりパナソニックホームページよりダウンロード開始予定だそうなので、ホームページをチェックしてみましょう。
またSX自身の起動速度も優秀そのもの。SSDモデルの場合、起動時間はたったの約9秒です。机の上に置いてモニタパネルを開いて椅子に座って椅子引いてキーボードに手を置いたくらいでもう使えちゃいます。S10の約12秒起動も十分速かったのですが、半年でこれだけの技術革新ですか...。
総論
ところでウチのにゃんこもSXが好きなようです。撮影中に寝そべるくらい。パネルを開いても閉じても、それだけフラットだということですよね。
おっと失礼しました。閑話休題。
パナソニックとしてはSXに「クリエイティブモバイル」という個性を持たせているそうです。スマホやタブレットのようにデータを参照するだけではなく、外出先でアイデアをいつでもカタチにできるSXは、真のクリエイティブモバイルといえるでしょう。さらに、従来のモバイル系Let'snoteが事務系ビジネス用途を重視していたのに対し、本モデルはクリエイティブワークの生産性においても非常に高い性能を持っています。クリエイティブはMacじゃなきゃーみたいな時代もありましたが、今はさにあらず。むしろWindows7 Professionalがネイティブに動作することのメリットが上回るケースが多いはず。
RAW画像の現像をしたり、簡単な動画編集もしてみたのですが、いやー快適快適。画面解像度が高いのでデザインワークもしやすいはず。カメラバックの隙間にすっぽりと収まるサイズなのも素晴らしい。このモデルが手元にあったらギズモードの取材もめっちゃ楽になるだろうなー。リアルタイム更新のイベント取材のときに、普段よりエントリー本数が3割4割はマシマシになるだろうなー。
おっと、またまた失礼しました。
確かに値段はお高めですけど、作業時間が短くなればストレスも減りますし、空いた時間を自由に使えるようになりますから、自分のための投資と考えればいいお買い物でしょう。
エレガンスをまとった新生Let'snote SX。Panasonicのオンラインショップ「My Let's倶楽部」からなら、店頭モデルよりもさらにハイスペックで限定色もそろうプレミアム・エディションや、カラー天板なども購入可能です。せっかくのお買い物なら限定色、狙い目ですよ。
しかも、今なら春モデルデビューキャンペーンとして「5%割引クーポン」をプレゼントしているそうです。対象は2012年春モデル全機種とのことなので、このチャンス逃す手はないですぞー。
[Let'snote SXプレミアムエディション【My Let's倶楽部】]
(武者良太)







































