今アフリカで急速に広まる「何かを食べると頷きが止まらない」致死性の奇病

「何かを食べると頷いてしまう」病気。ちょっと聞いただけだとちょっと面白い、変わった病気に思えるかもしれません。
しかしながらこの「頷き病」はアフリカで急速に広まっている致死性の病気で、New Scientistが報じた内容によると、北ウガンダの広い地域で頷き病が突発的に広まっているとのことです。小児児童のみに発症し、食事をすると激しく頷き出すという症状が現れ、そして時に死に至るというものです。
発作は短く、その子が物を食べるのをやめるかまたは寒さを感じなくなると収まる。しかしながら、この症状の非常に特異な点として、患者が個人的に見慣れない食品を与えられたときには発作は生じない。例えばチョコバーを知らない児童にチョコバーを与えた場合は発作は起きない。
これまでこの奇病は、河川盲目症の原因となる寄生虫がもたらした、てんかんの一種では無いかと推測されています。頷き病の患者の多くは川の流域近くに住んでいる事がこの推測の裏付けとなっていますが、全ては推測の域を出ていません。
原因不明なのです。
ウガンダのキトグム、ペーダー、グル地域で突発的に流行、ペーダー地域だけで66人の子どもが死亡しています。2011年の8月に頷き病が流行し出してから、トータルで1000人以上の症例が確認されています。治療方法も不明なため、ウガンダの厚生労働省はこの症状に抗けいれん薬を使用しています。
この奇病は急速に広まっています。ウガンダのユンベ地域まで到達、南スーダンでもこの病気にかかった子どもが発見されたそうです。アメリカ疾病予防管理センターは、この頷き病について研究を進めています。
早く原因や治療法が明らかになることを祈ります。
[Wikipedia, New Scientist; Image: hdptcar]
mayumine(JAMIE CONDLIFFE 米版)
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