2015年ロボットベスト10

2015年12月25日 18:00

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AIからリアルガンダムまで、なんでもありだった2015年。ロボットBEST10をまとめてどうぞ!


日本に決闘状を叩きつけたチームUSA



今年一番の話題はこれ、日米最強ロボット対決です。水道橋重工の戦闘ロボ「KURATAS(クラタス)」に米MegaBots社の「Mk.II」が果たし状を突きつけ、世界中のニュースになりました。Mk.II(昨年完成、話題になったのは今夏)は全高4.5m、重量5.4t、ペイント弾を時速200km以上で飛ばせるのが自慢。


デュエルを受けて立った水道橋重工



「まさか日本の大企業が、地球の裏側から飛んできた決闘状なんか相手にしないだろう」という予想を裏切り、水道橋重工は挑戦を受けて立ちました。早速チームUSAは7,857人にシールとTシャツ売りまくって$554,592の投資をかき集めて、エンジンをホンダ製から国産に切り替え、今のこのブルドーザーっぽいデザインに改良を加えるなど、粛々と準備を進めている模様です。日本側のクラタスは全高4m、重量4t、タッチ制御、自動照準あり、BB弾丸を1分6,000発スマイル発射できるガトリングガンが武器です。対決は来年(委細未定)。勝敗の行方やいかに?


Pepper(ペッパー)



1,000台が1分で売り切れる人気者ペッパーくん。仏アルデバランロボティクス社が親会社ソフトバンク(米スプリントの親会社)のために開発したヒューマノイドです。人の感情を読み取るのが特技。「人と共存するロボット」で、オフィスで励まし、店頭で挨拶します。横浜のソフトバンクショップでは酔っ払った60歳男性がペッパーを蹴り飛ばして逮捕されました。アメリカのペッパー君はややアメリカ仕様に人格が入れ替わってます。MITテクノロジー・レビュー編集長がボストンの店頭で見たペッパー君は、お辞儀のかわりにハイタッチをし、「君ターミネーター?」と聞いたら「それ答えなきゃダメ?」と素っ気なく言われたそうです。今後が楽しみなペッパーでした。


ジェミノイド F



IMDbデータベース入りした初のヒューマノイド。フォールアウト後の日本を描いた戯曲ベースの映画「さようなら」の出演女優として記者会見にも出ました。ギャラや睡眠の文句も言わず365日24時間働いてくれるんだから悪くないですよね。そのうちハリウッドにもじわじわ進出しそう。映画製作現場に与える影響を考えてトップ10入りに。


ATLAS


GIF: Boston Dynamics/created by Andrew Liszewski


ビッグドッグの開発元ボストン・ダイナミクスの新兵器「ATLAS」。蹴飛ばされても転ばない4本足のビッグドッグと似た技術を応用し、ヒト型にしました。基本、どんな地面でもいけます。森でこいつに追いかけられるのだけは勘弁!


ヒッチハイクロボット「HitchBot」


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Image: SVEN HOPPE/AFP/Getty Images


ドイツ、オランダ、カナダの人々の善意に支えられ、無傷でヒッチハイクで横断したHitchBotくん。社会実験のロボットなのですが、アメリカに入国したら2週間で何者かにバラバラにされてしまいました。なんてこと! このビア樽×プールヌードルのHitchBotくんが何をしたって言うの!? 亡骸はカナダの博物館に収められることが決まっています


ボルトより速く走り、障害物をジャンプするMITのロボ「チーター」



2012年生まれのチーターですけど、今年はさらにホラー感が増しました。ご覧くださいよ。高さ38cmの障害物を走りながらヒョイッとよけ何事もなかったかのように走り続けてます! みんなヒト型をめざす中、ひとり野生の最速を目指すチーターなのでした。


RoBoHoN(ロボホン)


GIF: RoBoHoN YouTube


ISSに世界で初めておしゃべりロボットを送ったロボットクリエイターの高橋智隆さんが、今度はポケットサイズのおしゃべりロボットを作ってくれたよ。シャープとの共同開発でスマホとしても使えます。ロボ普及の鍵は、もっと身近なものにすること。こんなちっちゃな相棒ならばいけるんじゃ…と高橋さんは考えてます。ターミネーターのような軍用ロボットの外観を好むアメリカとは対象的ですよね。日本のはもっと怖くなくて親しみやすい。ロボット界のスティーブ・ジョブズを夢見る高橋さんのロボホンは来年発売。かわいいミニボットが生み出すトレンドに注目ですね。


スマホ制御の「BB-8」



「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のBB-8のミニ版が$150で転がせます。開発元はSphero社。ただの球(sphere)だった自社製品をBB-8に作りかえ、映画に合わせてリリース。売れてます。R2-D2よりずっと小さくて持ち運びに便利だけど、ピコピコしゃべるところは同じ。
GIF: Andrew Liszewski


YASKAWA BUSHIDO PROJECT



さーて今年のトリはこちら! ロボットの安川電機が創立100周年記念で製作した「MOTOMAN-HC10」のプロモ動画で締めとしましょう。居合術家・町井­勲さんの動きを仕込んだロボットアームが、花を、果物を、スナップエンドウを一刀のもとに斬り捨てます。師匠が汗だくになっても、ロボは涼しい顔。あまりにも精緻で、ちょっとヘルメットのみなさんが登場したときにはヒヤヒヤしましたが…見事な剣さばき!


Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文
(satomi)

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