世界中の子どもたちに格安のノートパソコンを配ろうという「OLPC(One Laptop Per Child)プロジェクト」の電源にこのたび採用されました。コードを挿し込んでクランクを回すと数時間分の電気が発電できちゃいます。すばらしい…。
作ったのはコリン・ブルトハウプ(Colin Bulthaup)さん。MITテクノロジー・レビュー・マガジンに「35歳未満の最も偉大な発明家のひとり」に選ばれた若き俊才です。
氏いわく、この端末ならどんな小型電化製品の発電にも応用が効くし、従来のハンドクランク式発電だと電気が十分貯まる前に回してるこっちの腕がヘバってしまいますけど、これだと1回引っ張るたびにナント5倍の電力が作れるんだそうな。ひえ~。
にわかには信じられない気もしますけど、本当かどうかは試してのお楽しみ。画像で見ただけじゃ単なる3Dのレンダリングにしか見えませんからね。でもカタチ的にはとってもクールですよね。
世界を変えることになるかもしれないOLPCの低予算ラップトップ、その電源ユニットに選ばれたという意義はとても大きいし、あのビル・ゲイツが馬鹿にしたOLPCのクランク発電もついにここまで来たかぁ、と感慨深いものがあります。今後に注目して参りましょう。(編訳/satomi)
製品情報 [Potenco, via treehugger]