電力を電線無しで飛ばす術、MITが考案

    電力を電線無しで飛ばす術、MITが考案
    2m先の60Wの電球、電線ないのに光ってますよ?

    これはMIT物理学教授のMarin Soljačić氏とJohn Joannopoulos氏が率いる研究チームが開発したマジックです。

    タネは「resonant coupling(共振結合)」。つまり電力を特定周波数で共振する磁気エネルギーに置き換えると、こんな黒魔術ができるというわけですね。

    どうしたわけか、マジックナンバーは「10MHz」で、この周波数で共振する直径60cmのコイルを用意して、同じく10MHz で共振するコイルに磁気を送ると、2mの空間をひとまたぎに電力が移動できちゃうんだそうです。不思議ですねー。

    これだけの距離をこれだけの電力がワイヤレスで移動できたデモは初めてのことらしく、Marin Soljačić教授は実験により「ラップトップや携帯電話、楽曲プレーヤーをワイヤレスで充電したり、電源コードのない家電を実現する道がひらければ」と期待を寄せています。

    弱点は転送できる電力効率が45%なので節電には不向きな点と、あと磁力が人体に与える影響を心配する人もいそうな点。逆にこんだけ磁力帯びた波動が辺り一面に散らばっているとなるとアルミホイル被って歩き回る物好きも必ず出てきそうだしね。

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    でも実用化までにはまだ何年もかかるそうですし、最初の1歩としては上出来かと。電線要らずの充電ができるなんて実証できただけでも、すごい。 – Charlie White (原文/翻訳:satomi)

    A Wirelessly Powered Lightbulb [Technology Review, via BBC News]

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